こんばんは。
井尻です。
最後のブログですね。
翔のフリにこたえていきたいと思います。
僕は小さいころから水泳をやってきました。
小学校4年生の時がピークで、今部活にいるみんなよりはいい成績ではありませんでしたが、程々に結果もだせていました。しかし、そこから1年結果が出ず、地区の選抜にも選ばれなくなり、公認大会も出れなくなり、県中学も出れなくなりと年々たてばたつほどどん底まで落ちていきました。
中学で受験で1年半水泳を辞めました。高校生になった時あれだけどん底に落ちた水泳でしたがまた水泳を始めました。
それは水泳が好きだったからです。
そして大学競泳も高校コーチを兼任しながら選手を続けました。
結局結果としては最後までそこまで誇れるものはだせませんでしたがここまで水泳を続けられたのは本当に水泳が好きだったからです。
振り返ってみると本当にきつい時期が大きかったなと思います。
しかしそんな大好きな水泳からは本当に多くのことを学びました。
その学んだ一つとして結果を出すためにはどれだけパーソナリティが完成されているかということが大事ということです。
水泳云々とかではなく人間としてどれだけ土台があるか。
ほんとに根幹の部分だと思います。
どういう性格をしていて、どういう考え方をして、どう実行するのか、
この部分が一番大事だと思います。
なので、なにがあっても前に進めるポジティブシンキングなのか、何か考えたときにそれを遂行する実行力があるのか、何か壁にぶつかったときにいかに情報を集めるかの情報収集力とそれを聞き入れるための素直さがあるのかと、色々な人に応援してもらうためにも礼儀はしっかりしているのかと他にも数えきれないほどありますがこういうところで結果は大きく変わっていくと思います。
失敗は結果を出すためには必要ですが、これを「自分は失敗ばかりで、自分なんかはダメなんだ」と思うのか、「ここで失敗したから次はできるようになっている。成長できた」と思う人どちらが成長するかと言ったら間違いなく後者でしょう。
例えいい考えを持っていたとしてもそれを実現しないと意味がないでしょう。
いくら頑張ろうとしていても知っている知識が少なければ知識量が大きい人には勝てないでしょう。そして何かを聞いてもそれを素直に聞けないようであれば意味がありません。挨拶ができない人は応援はされないでしょう、逆に挨拶をしっかりしていたり、何かしてもらったときにお礼や感謝の気持ちを伝えられていれば応援されるでしょう。
この考え方、行動、そして性格が一番結果を出すには重要なのではないかと僕は思います。いくら水泳の技術あったとしてもパーソナリティの部分が未熟であればトップにはいけません。中学生まではセンスで勝負できていても高校からはそういう部分が大きく結果に左右されているようにコーチをしていて思います。
僕は高校までは頑張れば結果は出ると思っていました。
あまちゃんですね(笑)
実際そんな甘くありませんでした。
当時は練習後に週2回自主的にジムに行ってトレーニングしていましたし、筋肉をつけるため食事も気を付け体重も増やし、睡眠も10時半ぐらいには寝たりと他にもありますが、練習もひたすら追い込んでいたつもりです。
しかし、いくら頑張っていても上の人との差は縮まることはありませんでした。
今の僕ならなぜ結果が出なかったかわかります。
圧倒的に知識量がたりませんでした。水泳で結果を出すために何が必要なのかと速くなるための必要な知識が不十分でした。それは1人ですべてをやろうとしていたということ、ある程度の知識でいけると思った認識の甘さが原因です。
そして明確な計画、手段と目標を明確につなげるということができていませんでした。筋トレをやっていても夏このタイムを出すためにこのトレーニングでどの状態までにできるようになっていないといけないというような手段と目標への明確な目標設定ができておらず、手段と目標も何となくつながっているかもというような曖昧なものでした。
それ以外にも素直さ、自信がまだまだなく、視野も狭かったです。
とまだまだありますが、頑張るだけでは自分が目指しているものには遠く及びませんでした。
色々な人からアドバイスを聞いたり、その中でも経験のある実績のある知り合いのコーチに話を聞きに行こうとしたりすればもっと結果はかわっていたでしょう。
大学で高校コーチになって早くなるためには何が必要なのかと考えてきましたがたどり着いた結果はパーソナリティが一番結果において大事ということです。
これが私が水泳から学んだことです。
そこが完成されていればどこでも僕は結果を出せる人間になると思います。
結局水泳で結果を出すために必要なものは他のもので結果を出すために必要なものと同じです。
僕の思うコーチの役割は水泳の技術を教えることもそうですが、結果を出すためのパーソナリティを身につかせる、パーソナリティの大切さを気付かせるということだと思っています。こういう考えでコーチをしていきました。
正直高校生まで水泳は将来何のためになるんだと思っていました。
ですが、そんなことは大間違いでした。
水泳を通して僕は人間として成長できました。
水泳は人間形成の場であると確か法政大学のだったと思いますが旗に書いてありましたが本当にその通りだと思います。
後輩たちに伝えたいのは目の前の水泳の技術とか練習云々ではなくまず自分に結果を出すためのパーソナリティがあるのかというのを大事にしてほしいということです。
そこが大丈夫であれば勝手に結果は出てきます。
逆にいくらセンスがあってもパーソナリティの部分が不十分だとそのセンスは生きてきませんし殺してしまいます。
学生主体の私たちであるからこそこの部分はとても重要になってくるはずです。
とすごく長々と話してしまいましたが、以上が僕の水泳人生と学んだことです。
後輩たちには結果を出して笑顔になってもらいたいですし、水泳だけにとどまらず色々なところで結果を出してほしいです。
大きく羽ばたいてください。
さあ、ラスト頑張りましょう!!
次は太郎です。
ここから4年生連続ですね。
内容は太郎が書きたいもので。
最後宜しく!