何で | 慶應義塾体育会卓球部のブログ

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慶應義塾体育会卓球部のアツく激しい活動報告!

暑い!

暑っっつい!!






と、いうわけで皆様こんにちは。

先週頼れる後輩佐藤選手から、写真3枚付きというとても豪華な紹介を受けました、

體育會卓球部四年 男子副将 清水

が、今週のブログを担当させていただきますニヤリ





写真の通りの細すぎる目で部活を見守ってきてはや3年と4ヶ月、あと約1ヶ月で引退(の可能性)となりまして、とうとうラストブログでございます。

今週から個人的な思想を吐き散らかす長々としたブログが続くかと思われますが、「こんな奴もいるんだなぁ」くらいの気持ちで、どうぞ暖かく見守ってくだされば幸いです。





さて、今週の内容ですが、いつもだいたい

「先週の出来事と、私が感じたことの2本立て」

と言うテンプレ構成が続いてきたので、ここはあえて


1.先週の出来事

2.幹部になって思ったこと

3.後輩に向けて


の3本立てで参りたいと思います!お付き合いください。








1.先週の出来事

はい、先週は何と言っても



メラメラ全日学予選メラメラ



がございました!

ご存知、通過すれば秋の全国大会に出場できる重要な大会です。

もちろん他校の強豪選手も多数出場しますし、ここでの結果が秋リーグに大きく影響してくることでしょう。
それだけに、出場選手全員が死力を尽くしてくる、とてもレベルの高い大会です。






慶應の選手の結果は……?






男女単複ともに予選通過者なし






という苦い結果に終わってしまいました。

男子シングルスでは漆畑(商3)、白井(商3)、林(経2)の3選手が決定戦まで残ったものの、惜しくも全国への切符を掴むことができませんでした。

↑フルセットまで粘り抜いたスピード☆スター林

結果だけ見れば残念だったものの、随所で良いプレーを見せ、強敵相手に粘り、競り勝つ場面も多く見られました。3ヶ月前から今日までの、確かな成長です!

ですが、現状の自分たちに足りていない部分があるのもまた事実です。
終わってしまった結果にこだわりすぎず、よく反省して次の勝利に活かしてみせますプンプン






それからそれから、
全日学予選が終わった後は

帰省期間新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

がありました。

良い機会ですので、自分も埼玉の実家に帰省してきました!

嘘です。毎日帰ってます笑

怒涛のような日々の間の束の間の休息時間ということで、各々体を休め、ゆっくり物事を考える時間にもなったでしょう!

すみません、田舎に帰ったわけではないので写真が1枚もございませんニヤリ
実家で過ごした組の帰省期間の話については、来週からの部員にお任せします!




2.幹部になって思ったこと

冒頭の自己紹介にも書きました通り、昨年の9月から男子副将として部の運営の任を仰せつかっております。

まぁ同期も1個下も2個下も3個下もクセの強いやつばかりでして、幹部として毎日貴重な経験をさせてもらいましたニヤリ
そんな中でいろんな気づきがあったのですが、その中の一つ、

人間組織

ということについて、どうせなら最後くらい理系っぽく🔬書かせていただきます。








突然ですが、人間は何で生きているのでしょう?








…あ、怪しい宗教の話とかじゃないですよ?
安心してください笑

上の文の「何で」の読み方は、

・なにで(how)
・なんで(why)

の2つの意味を込めました(なにでの方はだいぶ無理矢理感がありますが)。

まずhowの方ですが、人間が生きているのは細胞分裂を繰り返しているからです。
古い細胞が表面から剥がれ落ち、新しい細胞が内側から生まれることで、私たちの体は新鮮さを保っています。

ですが、細胞分裂にも限界があります。DNAがこれ以上短くなれない、ってなった時、人間は死んでしまいます。



そしてwhyの方。
こんなもん土台答えが出るわけないのですが、自分としては、

「生き残るため」

じゃないかと思っています。
生き残るために生きる。ってのもなんだかよくわかりませんが、要するに、生きていろんな経験をして、それを後世につなげていくために生きているんじゃないかと思うんです。

技術や経験的なものも勿論ですし、進化論的に言えば環境の変化に適応できた種だけが生き残ることができます。







自分はこれが、組織に似ていると思っています。







新入生が入り、卒業生が抜けていくことで、毎年滞ることなく組織が生まれ変わり、より良い方向を目指して進んでいきます。
逆に、新人が入らなかったり、古い人間が抜けていかなくなれば、その組織は死んでいってしまうのかもしれませんね。

そして抜けていく人たちが、自分たちの知識や経験、それから環境の変化に適応するために知恵を出し合って作ったルールを後輩に伝えていくことで、組織は生き残ることができると思うのです。

その経験則やルールも勿論、環境に合わせて後輩たちの手によって変化させられていくべきなのです。



そう考え始めてから、自分は引退するのが怖くなくなりました。
入部当初は絶対引退なんてしたくないと思っていましたが、不思議なことに、いざ引退が近づいてくると、最後になにをするべきかってことだけを考えてしまいます。

全力で練習して全力で悩んで全力で考え抜いて、それを後輩に渡していくこと、

今ではこれが、組織に所属する人間としての責務だと考えています。









あ、でも自分はまだリーグ戦だけは経験できていませんねえー



となれば自分の宿願のためにも、チームに経験談を残すためにも、最後のリーグ、全力で出場権を勝ち取り、全力で勝利するため、全力で残り1ヶ月、全力で頑張ります!ムキー

(まとまらねぇ!!)






3.後輩に向けて

先ほどので個人的な思想を吐き散らかし、言いたいことはだいたい言ってしまったのですが、最後に後輩たちに向けて言わせて下さい。





自分たちの色を大事にしてください





さっきも書いた通り、組織は生まれ変わっていくものです。
自分たちの代でもいろいろルールを制定しましたが、それは環境によって変化していくべきものです。
となれば、自分たちの代が引退したあとは現役の自由。変化に適応し生き残るためであれば、受け継がれてきたルールを必要以上に大事にしすぎる理由も無いと思います。




ただし、思考停止だけはしないでください。




ただ「ルールだから」ってだけで守るのも、「嫌だから」ってだけで破るもの、思考停止です。

何事につけ、意味を考え、意義を考え、納得した上で自分たちの自由にしてください。
よく考え抜いた結果であれば、その選択に正しいも間違っているもありません。それはその代の色として、後輩たちに受け継がれていくでしょう。

自分たちの代がどういう色を放って終わるのか、そしてこれから卓球部がどういう色に染まるのか、個人的にはとても楽しみですニヤリ








と、まぁ、とても長くなってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございましたニコニコ




体育会卓球部に入って早3年半。

育てて下さった先輩方や、可愛い後輩がいて、

会えてよかったと心から言える同期がいて、

卓球部のおかげでいろんな人と出会えました。

球を打っている間だけじゃなく、

部活動外でも本当に楽しい日々を過ごせました。

最後のリーグ戦となってしまいましたが、

高々と、勝利の旗を掲げて帰ってきます!







さて、来週の執筆者は?





三重の大地が生んだスマイル☆スター!


↑圧がすごい


四年、岩永 結


が、担当します!


俺が押し付けた帰省期間の話に、灼熱の合宿、慶関戦、中部遠征、さらにラストブログと、彼女は捌き切れるのでしょうか?


文字数制限必至の次週、お楽しみに!🐷🐷🐷