皆様、いつもお世話になっております。4年の山中新汰です。  


先日、福島県の猪苗代スキー場で行われたインカレSGにて、1年の遠藤が優勝、3年の清水が6位と素晴らしい成績を収めました。慶應義塾体育会スキー部として幸先の良いスタートを切ることができ、この勢いのまま、明日から菅平で行われる学生アルペンチャンピオン大会、そして2週間後に迫ったインカレでも部員全員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くします。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。  


私は現在、韓国のアルペンシアスキー場にて、NC(ナショナルチャンピオンシップ)とFEC(ファーイーストカップ)に参戦しています。今年で韓国遠征は3年目となり、自分の得意とする地で結果を残し、ファーイーストカップのタイトル獲得、そして世界ランキング150位以内を目指しています。  


先月行われたNCでは、1本目を1位で終えながらも、2本目の途中棄権という悔しい結果に終わりました。勝利まであと一歩というところでミスを繰り返す。

これは小学生の頃から続く私の大きな課題です。昔に比べれば精神的には強くなったものの、まだまだ乗り越えなければならない壁があると痛感しました。  

これまで何度も勝利目前で精神的に負けてしまう経験をしてきました。心・技・体のうち、「心」の部分が特にまだ足りていないと痛感する日々です。  


そんなうまく行かない時、苦しい時、私の心を奮い立たせてくれる言葉があります。  


Rest at the end, not in the middle.(途中で休むな、最後に休め)


これは、元NBAのスーパースターであり、私が今も最も憧れる選手である、故コービー・ブライアント氏が、高校時代に英語教師から教えられた言葉です。この言葉は、勝っても負けても満足せず、引きずらず、そして決して諦めない。その場で立ち止まることなく、常に前に進み続けさせてくれます。


現在、今シーズン目標としていた成績は全く残せていません。だからこそ、もう一度この言葉を胸に刻みます。  


Rest at the end, not in the middle.


悔いなく、全力で戦うために!



次はインカレチャンピオンの遠藤です!