皆様はじめまして。今年度より慶應義塾大学體育会スキー部に入部いたしました。慶應義塾高等学校出身、理工学部学問B1年、手塚士惟と申します。アルペンを務めさせていただきます。以後宜しくお願い申し上げます。


大学生活が始まりもう直ぐ1ヶ月というところで、少し新鮮さが薄れてくる頃になりました。最初は着ていく服が無い!コミュニケーション能力が!等色々心配しておりましたが、諦めれば意外と何とかなる事に気付いた今日この頃で御座います。


さて、私は生まれも育ちも東京都で中学校まではアルペンスキーとは全く関わりの無い人生を過ごしておりました。小学校ではクライミング部、中学校ではバスケ部に入りましたがパンデミックと重なり思うように練習に打ち込めない日々を過ごしました。

そうして過ごした中学生時代が終わる頃、不完全燃焼だった私は何かスポーツに本気で打ち込みたいと強く思うようになりました。そこで非常に軽薄な動機では御座いますが、本塾の高等学校スキー部に入部する事を決めました。その時は「スピードは心地良い」というなんともふわっとした理由でアルペンを選びました。ところが競技を初めてみると、アルペンが大好きになり高校3年間はスキーの事ばかり考える日々が続きました。


しかし現実は辛いもので、本気で打ち込んだが故に速い選手達との差が如何に大きな物であるか気付くこととなりました。その上で大学でスキーをどう続けるかについては正直すごく悩みました。體育会の先輩方は名前が知れている強い選手ばかりで正直かなり怖気付いていた自分がいた事も事実です。しかし、スキーが大好きであった事。そして、速くなる為の最高の環境があるのに、それを選ばない事は今後の人生で絶対に後悔すると確信し入部を決意しました。


體育会スキー部に入部する上で、先輩方や同輩とは大きく差が開いていることは自覚しております。しかし入部した以上、夏も冬も全力で取り組み、チームに貢献できる選手に成れるよう励ませて頂きます。


改めましてこれから宜しくお願い申し上げます!


次は1年の夏堀福也くんです!