こんにちは。鈴木一生です!
いよいよ春学期も終わりに近づき、全学生共通の関心事、期末考査が近づいてきました😱
私も久しぶりに六法をめくる日々を送っております。試験前でなければたっぷりと時間をかけてブログを書きたいところでしたが、今回は手短に今学期の部全体としての振り返りと、個人的に最近考えていることについて書きたいと思います。
さて、部全体としてですが、私も去年とは立場が少し変わり、4人の素敵な新入生に先輩にしてもらいました。まだ下級生なので大きな違いはないかなと思っていましたが、後輩がいるというのは予想以上に大きな変化でした。というのも、私はここまでのスキー人生を通して部活動という形態で活動をしたことが全くなかったので、個人での行動が主でした。大学に入ったあとも寛大な先輩方のおかげで割と自由奔放に好き勝手やらせていただいた(?)と思っているので、あまり部内の統率や運営について考えたことはなかったのですが、人生初の先輩となった今学期は慶應スキー部の一員としてどのような部を創っていくか、どうすればみんなが全力で練習に打ち込めるか等を考える機会に恵まれました。しかし、4人の後輩たちはみな自分より遥かにできた人ばかりだったのでそのような心配は杞憂に終わりました(笑)
おかげさまで、いまのスキー部はお互いを尊重しあえる、いい部だと自信を持って言えます!卒業後も4代で集まりたいですね。

次に、個人的に考えていることですが、最近は自分の中の「矛盾」を大切にしたいと思って生きています。
日本代表に入ってここ2年、本気で人生賭けてやってる人たち、スキーで家族を養っている人たちとヨーロッパで勝負するようになってから特に、自分の中の軸みたいなものを意識するようになりました。しかし、自分はスキーのプロっていう狭くて深い世界で生きようとしていますが、芸術、音楽、文化とか広いことに興味があったり、アウトドアの極みみたいな事してるけどインドア派だったり、そもそも東京生まれでこの次元までスキーしてる人なんていなかったり、など本当にスキーにコミットできているのか?と自問自答することが多かったです。

スキーは大好きだけど家売ってやる覚悟はないし、挑戦してるつもりだけど保険かかりまくってる。「これしかない」って人たちには勝てないんじゃないかって悩んだりもしたけど、いまはこれら全て含めて自分だと思っています。

心までマッチョになりすぎず、自信あるけど傲慢ではない、謙虚だけど卑屈になってはいない、全部の矛盾を抱えて自分が心地いい塩梅のところでバランスを取っていけば、自ずと自分にしか生み出せない価値が生まれて、他の人を幸せにすることにも繋がるはず。そう信じて日々を送っています。
以上最近の考えでした!

予想以上に長い文章で私の成績を心配してくださっているあなた、安心してください。筋トレのセット間で描いたので大丈夫です!
春学期で進級要件を満たせるよう、引き続き勉強頑張ります!

次は副務の青木悠一郎です。彼も同じ法学部なので試験前にバトンを渡すのは気が引けますが、よろしくお願いします!笑