皆さんいつもお世話になって居ります。

本年度アルペンチーフを務めさせていだだきました、4年アルペンの山田大雅です。

 

後輩のみんなが頑張ってブログを回してくれたおかげで、最後にもう一度ブログを書く機会が回ってきました。

手短に書きたいと思います。

 

 

 

まず何より4年間ありがとうございました。

高校も含めれば7年間、これまでの人生の1/3を慶應義塾という学び舎で過ごしました。とても刺激的でした。当時、男子校だからという理由で最後まで受験を渋っていた中学三年生の自分に「よく他の学校を選ばなかったね偉いぞ」と言ってあげたい気持ちです。笑

 

慶應義塾の学生は母校愛が強いとよく言われますが、

僕も僕が卒業した大学は世界一の大学だと思っています。大好きです。

慶應義塾の名声をさらに響かせられるよう、これからは社会で活躍して行きたいと思います。

応援よろしくお願いします。

 

 

 

さて、インカレ終了後のミーティングで僕も「伝えたいことはブログで書く」と言っていました。が、今思えば伝えるような大層な話はありませんでした。

少しだけ後輩たちにむけて書かせてもらって終わりにします。

 

 

まず最近思ったことですが、僕は結構スキー部のみんなが好きでした。

何か困っていたら持てる力の限りを尽くして助けてあげたいし、自分が力量不足ならみんなへの気持ちを原動力に鍛え直す位にはかなり好きでした。

 

みんな種目も性格も哲学も趣味も嗜好もバラバラで、普通に知り合っていたら友人にはならないようなタイプもいたり、うるさかったり、しょうもなかったり、悩ましかったり、いろんな人がいるスキー部のみんなに、自分も影響されていろいろなことを考えました。

 

特に今年一年は最上級生ということもあるし、古野主将の不在が多かったこともあって毎日みんなのことを考えていました。というよりは考えさせてくれるチームでした。どんなに忙しくてもスキー部のことを考える時間は楽しかったです。

それも皆んながチームメイトだったおかげです。ありがとう。

 

で、ちょっと思ったわけです。

過去の先輩たちはどう思っていたのか、自分は先輩たちをどう思っていたのかと。

前者については僕には分からないですが、きっと僕と同じような気持ちになっていたと思います。

 

それで後者については最近思い直したことがあります。

前置きが長くなりましたが、ここからが伝えたいことです。

 

 

僕は自分が考えつく限りで、僕が時間的物理的にできる中で最良のことをチームのためにしたい、と考えて今年アルペンチーフをしてきました。

トレーニングのメニューを考えたり器具の調達、あとは受験生指導などが主な仕事でした。どれも完璧ではないけど自分の中では最良を尽くせたと思っています。

これらをするにあたって、何よりも参考になったのが過去のスキー部がどうやってきたか。つまり「先輩たちって何してたんだっけ」です。

 

長くなるので端折ると

要はその人が何をしたか、どんな人だったのか、すごい人だったのか、みたいなことって往々にしてその人が居なくなってからわかるんだなと思いました。

なので、もし今年のスキー部のチーム力や組織としてのあり方、トレーニングのやり方、雰囲気などが良いと思ってくれたのであれば、それは僕たちの先輩方が素晴らしかったということです。

 

もちろん古野主将の手腕がなくてはそもそもうまくいかなかったことではありますが、きっと慧も先輩たちから学んだことを昇華させて自分なりの主将像を目指したのだと思います。

 

という感じで伝えたいことは、

「皆んながより良いスキー部を作ってくれたら、僕たちがきちんと先輩をできていたということなんだな。だからがんばれ。」ってことです。笑

なんか脅しというかプレッシャーっぽくなってしまいましたが、成し遂げてくれると信じています。

 

 

なんだかぼんやりした終わり方になってしまいましたが、

「人生はうまくいかないことが多い、だから楽しい」

という名言を授けて終わりたいと思います。

失敗できることは学生の特権で、むしろした方が良いこともあるでしょう。

どんな失敗をしても僕はみんなの味方です。がんばれ。

 

 

 

では4年間ブログを読んでくれた皆様、本当にお別れです。

ありがとう!さようなら!

山田大雅でした。

 

写真:2021年度納会