続いては、一年目とは思えない生き生きとした姿を見せてくれた吹奏楽団一年生2人に慶早戦を振り返ってもらいました!
吹奏楽団一年H.G.
今回の慶早戦、一勝一敗で迎えた第三回戦の月曜日、打倒早稲田とリーグ優勝をこの試合で同時に達成できる貴重な機会でした。
伝統ある慶早戦かつ、優勝決定戦で試合前からお客さんのワクワク感や高揚感も伝わってきて應援指導部員として非常に気合いの入る応援席だったように感じます。
また、私は勝利時に応援席から投げる紙テープを配っておりましたがお客さんから伝わってくるワクワク感、そして優勝が見えているという期待、応援指導せずとも自然に声をグラウンドに届けるお客さんなど目の前で感じ取れることが多く、応援席としての一体感を強く感じました。
私としても非常に良い応援席になっていると間近で感じ、誇らしい気持ちでした。勝利した瞬間は紙テープが非常に綺麗で、これが優勝かと素晴らしい経験をさせていただいて感動しました。
今年は一年生として初めて優勝する応援席を見させていただいて、理想の応援席が垣間見えたように感じましたし、目の前で体験できました。
優勝をして、ひとつの正解が見えたからこそできることがもっとあるとワクワクしています。
次のリーグ以降も優勝をして、再び紙テープを良い雰囲気の中で投げられるように良い応援席を作り上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
吹奏楽団一年J.T.
慶應が誇る名曲、朱雀の波に揉まれながら、勝利を決定づける廣瀬選手のホームラン、そして直後の若き血をスタンド全員で歌ったあの3分間ほどの景色は、おじいちゃんになっても鮮明に覚えていると思います。
私は6歳の時に慶應義塾の門をたたき、13年間連続でこの慶早戦へ足を運びました。そして気づけば應援指導部に入部し、観客の方々に応援を指導させていただく立場として、神宮球場に立っていました。
慶早戦優勝決定戦でのリーグ戦優勝という偉業を達成する瞬間を、応援に携わる人間として経験させていただいたことは本当に恵まれていると感じます。ご一緒に応援していただいた観客の皆様、そして最高の試合をしてくださった野球部の方々には心から感謝申し上げます。
慶早戦のどの瞬間を思い出しても、ただただ楽しかったの一言に尽きると感じます。野球部の方々の地鳴りのような大声援、観客のみなさまの最高な笑顔、内外野全員の若き血大熱唱など数えきれないほどの鮮明な記憶が蘇ります。
私は、ある種の中毒になってしまいました。あの景色を思い出したくなり、写真や動画を毎日のように寝る前に見返し、応援席の動画を流しながら一人でご飯を食べていた時は、戸惑いを隠せていない母の姿がありました。
恐らく来年、再来年と、もっと応援への愛が加速していくでしょう。お母さん、覚悟していてください。
実は本年度の一年生は、春リーグの東大戦から応援に携わらせていただいたため、入ってからまだ勝ち点を落としていません。
来年度も勝ち点を一つも落とさないよう最高の応援席を作るためにも、ぜひ神宮球場に足を運んでくだされば幸いです。
少しでも観客の皆様の笑顔、選手の力に繋がるよう、精進してまいります。
以上吹奏楽団一年生の2人からでした。
彼らの今後の活躍にぜひご注目ください!
次回もお楽しみに!