こんにちは。櫛谷(商2 慶應義塾)より紹介されました、マネージャーの田中優乃(政2 県立相模原)です。櫛谷は常にチームのことを第一に考えてくれていて、チームに対して非常に熱い思いを持っている学生スタッフです。ミーティングでの積極的な発言や、勝ちにこだわり、練習試合であっても緊張感を持って臨んでいる姿を見て、同期に櫛谷のような学生スタッフがいてくれてよかったと感じています。ノックなどで選手の技術の向上に貢献してくれているだけでなく、便覧や新歓PVの作成にも協力してくれていて、マネージャーとしてとても助かっています。学生スタッフとマネージャーという近い存在だからこそ、これからも一緒に頑張っていきたいなと思います。



本日は「マネージャーについて」という題名で、弊部のマネージャーの活動について紹介させていただきます。選手はもちろんですが、マネージャーも絶賛募集しています!また新2年生のマネージャーは惜しくも0名という現状なので、新2年生のみなさんの入部もお待ちしています。本日は少しでもマネージャーの魅力を皆さんにお伝えできるよう努めますので、ぜひ最後までご覧ください。



現在弊部のマネージャーは、新4年生3名、新3年生4名(内男子マネージャー2名)の合計7名で活動しています。マネージャー陣はとても仲が良くコミュニケーションが活発で、優しい先輩方のおかげで非常に風通しの良い環境です。



活動日は部活のある日に準じますが、現在マネージャーは人数の関係で独自のシフトを組んでいるため、オフは固定されておらず、週によって変化する、という形になっています。ですが、必ず週1日以上は休みを取れるようになっており、特に春休みや夏休みといった授業がない期間はオフ希望に沿ってシフトが組まれることも多く、部活以外の時間も十分確保することができます。また授業がある期間も選手と同様、授業抜けや欠席が可能なため、学業との両立には心配いりません。むしろ少し早起きをして朝から部活に行って、午後は勉強やアルバイトなど自分の時間として使った方が、気持ちにメリハリもついて、より充実した1日を過ごすことができるのではないでしょうか。


さて、皆さんは、マネージャーと聞いてどのような存在を思い浮かべますか?マネージャーというと、タイムの管理やドリンクを作ってあげるような、選手のために練習や試合の環境を整えてあげると言うイメージを持っている人が多いと思います。確かにマネージャーは自分でプレーすることはないため、選手を「支える」立場であることは確かだと思います。ですが、きっと皆さんが思うより、部の活動を成り立たせるためにマネージャーの担う役割は大きいと思います。例えばお金の管理をするのも、合宿の宿の手配をするのも、全て学生主体であり、マネージャーが中心となって進めています。
私たち準硬式野球部のマネージャーの業務は大きく2つ、〈グラウンド上での仕事〉と〈部の運営における仕事〉に分けることができます。
 


〈グラウンド上での仕事〉について
マネージャーはグラウンド上では、練習のタイム管理や球出し、ビデオ撮影や怪我人対応など、各種練習のサポートを行います。このようにマネージャーもグラウンドに入って選手の近くで練習のサポートができると言うのは、大きな魅力の 1つだと思います。また練習試合はもちろんですが、公式戦でもベンチに入ってスコアを書いたり、大きな球場でアナウンスを担当したりすることができます。大きな球場でアナウンスをするのは少し緊張しますが、自分の声が場内に響いているのはとても気持ちいいです!まだスコアを書いたことがない、アナウンスをしたことがない、という方も安心してください。先輩が1から丁寧にやり方を教えてくれますし、連盟によるスコアやアナウンスに関する講習会も行われます。現在のマネージャーも野球部マネージャー経験のない人がほとんどですが、みんな今では問題なくスコアやアナウンスをこなしています。このようにグラウンド上の仕事は、慣れてしまえば決して難しいということはありません。
 
〈部の運営における仕事〉について
先ほども述べたように、マネージャーはグラウンド上での仕事だけではなく、部の運営においても非常に重要な役割を担っています。むしろ弊部のマネージャーが行う仕事としては、こちらの方がメインになってきます。お金の管理からこのブログの企画まで、マネージャーの仕事内容は非常に幅広いため、それぞれの長所、得意分野を生かして担当の仕事についています。
 
具体的には球場使用料や遠征費の支払いといった支出管理を行う《財務部門》や、OBの方々と連絡を取り合い、組織と支援者を繋ぐ役割を担う《OB部門》、より多くの人に応援してもらえるチーム作りのために公式HPや各種SNS、Instagramやブログの企画、更新などを行う《渉外部門》、関東地区大学準硬式野球連盟や東京六大学準硬式野球連盟などに所属し、準硬式野球の普及と発展のために活動する《連盟部門》の4つの部門に分かれています。

このように部の運営に直接関わることができるという点で、高校までのマネージャーや、皆さんがマネージャーに対して抱く一般的なイメージとは異なるのではないかと思います。高校で野球部マネージャー経験のある方も、高校時代はお金の管理や遠征に向けた準備などは保護者の方にやってもらって、マネージャーはあくまでグラウンド上の仕事がメインだったのではなかったでしょうか。もしかしたら直接選手をサポートできるグラウンド上の仕事だけでいいと思う方もいるかもしれません。しかし責任を持って自ら部の運営に携わることで、今まで目を向けてこなかった人たちの存在に気づいたり、部の活動を存続できていることが当たり前ではないことに気づいたりと、新たな視点から物事を見つめ直せるようになります。多大なる責任感を持って部の運営に携わるためには、自分で考えて行動することが必要なるため、効率的に物事を考える力や責任感などを養うことができ、確実に自分自身の成長にも繋がります。



また準硬式野球自体が学生の主体性重視のスポーツであるため、新しいことにチャレンジできるというのも魅力の1つです。まさにこのブログを更新する渉外部門では、どうしたらより多くの人に準硬式野球、弊部の魅力を伝えられるかという軸の元に、新しいアイディアを発想することが常に求められています。
 
最後に、慶應義塾体育会準硬式野球部は最高のチームだと言うことをお伝えします。私は高校時代も野球部マネージャーをやっていましたが、引退時に「もう野球部のマネージャーはやらない。」と決めていました。それでも野球部マネージャーとしてやりきれなかったという未練が残り、1年生の7月頃に少し遅れて体験練習に参加しました。すると、本気で野球に向き合い楽しんでいる選手の姿、自主性を尊重するチームの雰囲気に惹かれ、「ここで4年間を過ごしたい!」と強く感じ、入部することに決めました。本気で野球に向き合う選手たちをサポートできることはマネージャーとして、とても幸せなことだと思います。みなさんも一度日吉台グラウンドに足を運んでしまえば、チームの魅力に惹かれるにちがいありません!野球が好きだという方、マネージャーをやってみたいなという方など、ぜひ一度体験練習にお越しください!マネージャー一同、心よりお待ちしています。



次のブログは同期の男子マネージャーの蛭田(商2 慶應義塾)に回します。蛭田はコミュ力が非常に高く、先輩後輩問わず誰とでも仲良く話している印象で、どこか人を惹きつける魅力があります。マネージャー同士で話していても気づいたら蛭田の雰囲気に飲まれてしまうほどです。笑 選手にとっても蛭田のように何でも気軽に言いやすい男子マネージャーがいてくれることは大きいのではないかなと思います。 
そんな蛭田ですが、最近では副務として様々な仕事をこなしくてくれています。蛭田がパソコンを持ち歩いているのは最初は見慣れませんでしたが、最近では次期主務としての意識が高く、頼もしいなと感じています。これからも同期4人で頑張っていこうね。

それでは蛭田、よろしく!



2年 田中優乃