こんばんは。
今年度、副将を務めます山賀雅史(理3 都立昭和)です。現在弊部は、長期自主練習期間も明けて、各々が自主練習期間中にやってきた成果を出し合いながら、関東選手権大会に向けて全力で取り組んでいます。今年は、日吉台球場の工事があり練習に制限があるものの、基礎に立ち返りスタートする良い機会となりました。野球ができる環境があることに感謝しながら、目標である全日本選手権大会優勝に向かって邁進していきます。



さて、本日より新歓ブログを開始します!
第1回となる今回は、4月に入学される新入生の皆様に向けて慶應義塾体育会準硬式野球部とはどのような組織なのかをお伝えしていきたいと思います。最後までお付き合い下さい。

弊部は現在部員数67名で活動しており、今年のチームスローガンには「絶高頂!」、そして目標には「日本一」を掲げています。一昨年度のチームから「全日優勝」を掲げ、昨年全日本選手権大会ベスト4と、目標とする頂きが見えてきた年でした。求める結果は今年度も「全日優勝」であり、3年連続リーグ戦優勝とまさに絶好調である慶應に新たな歴史を刻めるよう日々努力してまいります。目標の「日本一」には、あらゆる面に於いて日本一になるという意味を込めており、何を成し遂げたら日本一か、という明確な基準はありませんが、1年間、部員全員が日本一になるために常に考え行動した結果、組織面や生活面に至るまで、全員が日本一のチームだったと胸を張って言えるようなチームを目指していきます。



東京六大学準硬式野球連盟に属する弊部は、一昨年、昨年の2年連続、秋季リーグ戦で優勝し、昨年には春季リーグ戦優勝、61年ぶりの全日本選手権大会ベスト4という記録を残すことができました。先輩方が組織としての形を作り、さらに上を狙える位置までチームを成長させて下さいました。この流れを最高の形で後輩たちにも渡せるように、本チームでは現在、1人1人が春の大会で勝つために、自分がチームに対して貢献するには何をしなければいけないかを日々模索しながら試行錯誤しています。



それでは最後に、新入生に向けて私から準硬式野球部はどんな組織か、そしてメッセージをお伝えしたいと思います。我々、慶應義塾体育会準硬式野球部は一言で表すなら「最高に熱い」組織だと思います。我々の所属する東京六大学リーグには、甲子園で活躍した選手や強豪校の硬式野球部出身の選手を擁する大学も多く、それらの大学を相手に戦わなくてはなりません。

弊部はそのような相手に勝つために、約週5回の練習に取り組み、そして各自が野球の技術向上のために自主的に時間を作り、仲間同士で意見を交換しながら自主練習をし、努力を積み重ねる集団です。試合では沢山の応援の中、試合に出ている人はもちろん、選手、スタッフ、マネージャー全員で、仲間の1本のヒット、仲間が捌いた何でもないアウト1つに本気で喜ぶ集団です。

この準硬式野球という舞台は、甲子園で活躍した選手や強豪校の硬式野球部出身の選手、軟式野球で名を馳せた選手や、全くの無名チームから来た選手など、本当に色んな選手がいます。その中で、甲子園に出た選手から軟式野球部出身の選手がヒットを打つことも実際に存在します。つまり高校までは越えられなかった壁も、練習の質と量を確保することで越えられる、壊せる世界なのです。



私自身も入学時は、硬式野球部や他の部活に進むか迷うことがありました。しかし、今は胸を張って準硬式野球部に入部することは最高の選択だったと言えます。
慶應義塾体育会準硬式野球部という最高に熱い環境の中で、本気になって野球に取り組みたい方、最高の仲間に出会いたい方、そして塾体育会の精神である「練習ハ不可能ヲ可能ニス」を体現したい方はぜひ練習に足を運んでみてください。

春から新入生の皆様とともに野球ができることを心待ちにしています!

次のブログは河村(経1 慶應義塾湘南藤沢)に回します。
彼は、育ちの良さ全開の優しい笑顔からは想像も付かない豪快なスイングと、強肩が持ち味の遊撃手です。この冬の長期自主練習期間では森江コーチ(1992年卒)にたくさんしごかれたようで、慶應のムーキー・ベッツとして走攻守揃った六大学のスーパースターになること間違いなしです。
それでは河村よろしく!


3年 山賀雅史