新入生の皆さん、こんにちは。片田くん(商2 都立富士)から紹介されました、マネージャーの井上瑠夏(経2 横浜雙葉)です。片田君はとても陽気かつお茶目で、私にもよく話しかけてくれます。ですが、大した用があって話かけてくる、ということはほぼなく、いつもよく分からない絡み方をしてくるので、最初は戸惑ったことをよく覚えています。(今ではもうすっかり慣れましたが)これからもぜひそのスタンスは崩さないでいてほしいなと思います。

本日は「マネージャーについて」という題名で新歓ブログを執筆させていただきます。新入生の皆さんに、準硬式野球部のマネージャーとはいったいどのような活動をしているのか、できる限り余すことなくお伝えできるよう頑張って書きますので、ぜひ最後までお付き合いください。また、本日は弊部公式新歓Instagramでもマネージャーについて特集しておりますので、そちらも併せて是非ご覧ください。Instagramのリンクはこちら↓

現在弊部のマネージャーは、新4年生3名、新3年生3名、新2年生4名(内男子マネージャー3名)の合計10名という大所帯で活動しています。この人数は過去にも類を見ない多さで、人数の多さを活かして仕事を分担しながら、日々活動しています。活動日は部活のある日に準じますが、現在マネージャーは人数の関係で独自のシフトを組んでいるため、オフは固定されておらず、週によって変化する、という形になっています。ですが、必ず週1日以上は休みを取れるようになっており、授業がある時は選手と同様、授業抜けや欠席が可能です!学業と両立したい、という方も安心して活動ができると思います。

さて、皆さんは、マネージャーと聞いてどのような存在を思い浮かべますか?やはり野球部のマネージャーといったら、グラウンドで球出しなどの練習のお手伝いをしたり、スポーツドリンクや食事などを作って選手のサポートをしたりする、というようなイメージを抱く人が多いと思います。実際、高校の野球部のマネージャーなどはそのようなサポートを行うことが多いため、こうしたイメージを抱くことは決して間違いではありません。
しかし、私たち準硬式野球部のマネージャーは、もちろん練習や試合のサポートも行いますが、単に練習のサポートに終始せず、多種多様な仕事を行います。まずは私たちが行っている仕事を簡単に分類してご紹介します。マネージャーの業務は大きく2つ、〈グラウンド上での仕事〉と〈部の運営における仕事〉に分けることができます。

〈グラウンド上での仕事〉について
先ほども少し述べましたが、マネージャーはグラウンド上では、練習のタイム管理や球出し、ビデオ撮影や怪我人対応など、各種練習のサポートを行います。試合ではスコアを書いたり場内アナウンスを担当したりすることもあります。スコアを書いたことがない、アナウンスをしたことがない、という方も安心してください。先輩が1から丁寧にやり方を教えてくれますし、スコアやアナウンスに関する講習会もあります。現在所属しているマネージャーも、初心者から始めたという人が大半です!グラウンド上の仕事は、慣れてしまえば決して難しいということはありません。

〈部の運営における仕事〉について
弊部のマネージャーが行う仕事としては、主に練習時間外に行うこの仕事がメインになってきます。なぜグラウンド外の仕事がメインになるかというと、弊部、そして準硬式野球は「学生主体で運営が行われている」からです。合宿や納会などの行事は、マネージャーをはじめとする運営陣が大人の方の協力を仰ぎながら運営を行い、Instagramやこのブログなども学生によって企画、更新されています。

今、さらっと仕事の内容を少しだけ述べてしまいましたが、部の運営における仕事は、〈財務部門〉〈OB部門〉〈広報部門〉そして〈連盟部門〉の4つの部門に分かれています。これから1つずつ簡単にご紹介していこうと思います。

〈財務部門〉を担当するマネージャーは、3月に次年度の予算を立ててから、その予算内に収まるように部費を徴収したり、練習道具の購入や球場使用料の支払い、遠征費の支払いなどの支出管理を行ったりします。部が組織として運営されるための土台となるこの仕事を行うマネージャーは、部に欠かせない存在です。

〈OB部門〉を担当するマネージャーは、日頃様々な面で学生の運営の手助けをしてくださったり、援助をしてくださるOBの方と密に連絡を取り合い、組織と支援者を繋ぐ架け橋となる役割を担います。学生主体の運営は、OBの方々を始めとする様々な大人の助けがあって成り立つものだからこそ、この仕事を行うマネージャーの存在は非常に重要です。

〈広報部門〉を担当するマネージャーは、主に公式HPや各種SNS、Instagramやブログの企画、更新などを行います。部に関する様々な情報を外部に向けて発信しなければ、外部から見て私たちは、何をやっているのか分からない組織になってしまいます。たくさんの人に弊部を知ってもらい、そして応援していただけるような部にするためには、この仕事を担当するマネージャーが必要不可欠です。

〈連盟部門〉を担当するマネージャーは、関東地区大学準硬式野球連盟や東京六大学準硬式野球連盟などに所属し、準硬式野球の普及と発展のために活動します。準硬式野球をもっとメジャーなスポーツにし、より多くの注目が集まるよう、部の枠を飛び超えて様々な活動に取り組みます。準硬式野球のダイバーシティを広げるこの活動を行うこのマネージャーの存在も、必要不可欠です。

このように、弊部のマネージャー業務には多種多様なものがあるため、自分が活躍できるフィールドを見つけ、興味のある仕事に取り組むことができます。
準硬式野球は学生主体で運営されているがゆえに、柔軟に意見を取り入れて成長することのできるスポーツです。もし数字や統計が好きで、アナリストに興味があるのなら、今はそのような役職はありませんが、自分の意志と努力次第では、そのような役職を作ることだって可能です。

「マネージャー」というポジションは、直接野球をプレーしてチームを勝たせることはできないポジションです。ですが、チームを勝たせる手助けをすることはできます。その手段はなんだっていいんです。部員がさらに高度な練習に取り組めるよう、予算内で新しい機械を導入できないか考えてみよう、より多くの遠征ができるように支援者の方々に支援を募ってみよう、多くの人が弊部を応援してくださるように工夫してPRしてみよう、準硬式野球をメジャーなスポーツにして、もっと選手が誇りを持ってプレーできる環境をつくろう、その1つ1つの思いが、チームを勝利に導くのだと思います。

私もいつも、〈広報部門〉と〈連盟部門〉の活動を通して、そんな思いがチームの勝利に繋がればいいなと思って活動しています。だからこそ、チームが試合で勝利した時は本当に嬉しいし、少しでもそんなチームの力になれたことを心から誇りに思います。

準硬式野球は、たくさんの可能性を秘めています。今までたくさんの先輩方が、その発展と浸透のために様々なことを考え、試行錯誤しながら実現してきてくださりました。私は、もっとまだまだ沢山のアイディアを実現させることができると思っています。新入生の皆さんと、それを一緒に考え、実現していくことが今からとても楽しみです。
ぜひ、日吉台グラウンドまで一度足を運んでみてください。きっと充実した4年間になることをお約束します。春、みなさんとお会いできることを心から楽しみにしています!

次のブログは同期の男子マネージャーの鈴木一生くん(政2 慶應義塾)に回します。一生は、一切表情を変えずに上手いダジャレを言ってくるので、ドヤ顔でくだらないダジャレを披露して同期に鼻で笑われるような私はまだまだ彼の足元にも及ばないな、といつも思わされます。それはともかく、一生はとてもしっかり者で、選手やスタッフからの信頼も厚く、後輩マネージャーからは「一生パパ」と呼ばれるほどの慕われっぷりです。

それでは一生パパ、よろしく!



2年 井上瑠夏