高校からずっと一緒に野球をしている脇屋拓武(政4 慶應義塾湘南藤沢)から紹介を受けました伊藤佑太朗(商4 慶應義塾湘南藤沢)です。
脇屋とは高校時代からプライベートも共にすることが多く、部員の多くが気づいているとは思いますが、大好きです。
脇屋との出会いは高校1年生の時でした。私の学校は内部進学校なので、皆中学校からの友達で完全に輪ができていました。そんな中、外部生で、なかなか溶け込めない私と1番仲良くしてくれたのが、確か脇屋だったと思います。
脇屋の良いところは、一緒にいると安心するところです。例えば、誰かと2人でどこか遊びに行く約束をするとします。でも、ちょっとそいつと2人じゃ会話に困るかもなというときに真っ先に誘うのが脇屋です。脇屋がいれば、会話に困ることはありませんし、最悪ビンタして「うぉぉぉい!」というリアクションを聞けば自然と笑いが起きます。
高校時代はリアクション芸人としか見ていませんでしたが、大学に入ると一発ギャグまでできるようになり、人間の厚みが5センチ増しました。ギャグか分かりませんが、1年生の時の合宿で、ゴロ打ち一箇所でホームランを打ったことはあと3年笑えます。彼が大学で打った唯一のホームランです。
さて、そんな脇屋ですが、人が良すぎるところがあるので将来詐欺に遭わないか心配です。そのときは、助けてあげたいと思います。
書こうと思えばいくらでも書けそうなので、脇屋の話はこの辺にしておきます。
ここからは少しだけ、私自身の話にお付き合いください。
私の準硬生活は先輩方に迷惑を掛けっぱなしでした。2年生春の関東大会では、私のエラーで負けてしまい、「関東大会敗退に導き男」というあだ名が付きました。
また、その1週間後には準硬式野球部そのものに多大な迷惑を掛けてしまいました。部長先生、当時の監督やOB、幹部の方々、先輩後輩同期全ての人に迷惑を掛けてしまいました。未熟すぎる私を最後まで見放さないで頂き、感謝してもしきれません。そしてこのとき、色んな人に支えられて野球ができていることに気付かされました。自分のためではなく、誰かのために野球をしようと思うようになりました。
その後、私のリーグ戦初打席初ヒットのときに、色んな方が喜んでくださり、嬉しかったです。やっと恩返しが少しできたと思った瞬間でした。しかし、同試合の最終回一死満塁で痛恨の併殺打を打ってしまうありさま。野球は難しいなと思った瞬間でした。このままでは、支えてくれた人に何も返せないままなので、リーグ戦優勝という形で恩返しをしたく、3塁コーチャーとして毎週奮闘しています。
後輩のみんなには色んな人に支えられているということを今一度覚えていて貰いたいです。その上で、精一杯野球を楽しんで欲しいです。野球を楽しみ、そしてリーグ戦で勝つことが、支えてくれている人たちへの最大の恩返しだと思います。
また、与えられた環境で最善を尽くすことを後輩には伝えたいです。今の準硬式野球部は人数も増え、練習環境も良いとは言えません。私が下級生のころは、リーグ戦前になると、Bチームはサポートが主で、実戦練習のランナーか室内練習場でのバッティングしかありませんでした。正直、部に所属している意味が分からなくなったり、当時のスタッフへの不満も全くなかったわけではありません。しかし、当時のBチームの仲間と鼓舞し合いながら、その時できる最高の練習ができたな、と今では思っています。その結果、今では老害や四天王と若干馬鹿にされてはいますが、羽柴(商4 浅野)や杉浦(政4 慶應義塾)と共にベンチに入ることができています。今の下級生も、苦しい状況にある選手が多いと思いますが、来たる自分へのチャンスで結果が出せるように最善の準備を、与えられた環境で努力してほしいなと思います。
最後に、本日行われた法政戦は慶應の総力で勝った試合だと思います。出ている選手はもちろん、ベンチメンバー、スタンドの選手、OBの方々、保護者の方々、応援指導部、全ての人が目の前の1勝にこだわり、思いが一つになったから勝てたと思います。明治に2連敗を喫し、苦しい状況にはまだまだ変わりありませんが、優勝の可能性がある限り、今日のように全員で目の前の勝利を掴み取りましょう。まずは明日、どんな展開になっても勝利に貪欲になり、慶應の底力を相手に見せてやろうではありませんか。
次のブログは山口祥輝(文4 洛星)です。よろしく!
