お世話になっております。
本年度主将を務めております、佐藤遼平(商4 桐朋)です。

昨日行われた春季納会をもちまして、準硬式野球部は明日から長期自主練習期間に入ります。
飲食を伴う納会となり、OB・OGの皆様や保護者の皆様と交流できたことで、改めて我々は多くの方に支えられて部活動ができていることを実感しました。

春のシーズンを振り返ると、苦難の連続でした。
関東選手権大会では初戦で専修大学に打ち勝つなど順当に勝ち進んだものの、神奈川大学に接戦で敗れ全日本選手権大会出場の権利を得ることが出来ませんでした。手が届きかけていただけに悔しさと歯痒さを感じたシーズンの始まりでしたが、部員は皆すぐに前を向き、歩みを進めてくれました。

関東選手権大会敗戦の悔しさを胸に挑んだ春季リーグ戦もまた、苦しい試合の連続でした。初節の法政大学戦では接戦を勝ち抜き2連勝、2節目の立教大学戦も、初戦は1対0で勝ち切るも、その後打線が振るわず連敗を喫しました。3節目の東京大学戦で2連勝し、ここから立て直そうと意気込んだものの早稲田大学、明治大学ともに2連敗を喫し、5位という結果に終わりました。

入部から5季連続Aクラス、3度の優勝を経験してきた4年生にとってこの結果は受け入れ難く、まさにどん底に陥りました。

昨年には全日本選手権大会ベスト4を経験し、今年こそは必ず日本一になると、このチームならなれると意気込んだシーズンでしたが、プレー面はもちろん、組織としても隙が多くありました。多発する粗相、チーム内に蔓延する慢心や不満など、精神的にとても脆弱なチームのまま春季リーグ戦を終えてしまいました。

新チーム発足と共に掲げた全日本選手権大会優勝という目標は叶いませんでしたが、ここからでも日本一の組織を作るという目標を達成することはできます。新たな1,2年生も増え、部員数も100人を超えました。この人数が同じ方向を向いた時、そのパワーはとてつもないものであると思います。これまで以上に一人一人が主体的に、チームが良くなるために行動することが大切です。初心に帰り、強い慶應をみんなで作っていこう。

次回のブログは、練習再開後に更新します。
今後とも温かいご声援の程、よろしくお願いいたします。





4年 佐藤遼平