迷って、踠いて、選んで、進んで、今ここにいる | 慶應義塾体育会水泳部飛込部門

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こんばんは。

主将の茂呂澤です。



僕は7月の関カレで辛くもインカレの切符を手に入れる事ができました。



去年もなかなか劇的な試合をした覚えがありますが、今年はそれを軽く上回りました笑


見ている人の寿命を、のべ100年くらい縮めた気がします。



本当にクソ暑い中応援に来てくださった先輩方、


僕のインカレ出場が決まった瞬間、泣いて喜んでくれた後輩たち、


誰よりも僕のインカレ出場を祈っててくれた同期たち、


全員の姿が目に入ったら瞬間から、僕の目に入る風景は滲んでました。









さて、そんな僕にとって最高の人達と一緒にいられる時間もそう長くないみたいで、今回が現役として書く最後のブログになります。


いざこうしてその時を迎えれると、何を書けばいいのかよくわかりません笑




ということで突然ですが、僕には好きな歌詞があります。


「僕らの中にまだ息づく
希望が爪先を動かす

たとえ傷口広げたって
進むしかないだろう


この鼓動が鳴り止む日まで
きっと求めてしまうのだろう

何も掴めぬ暗闇でも
手を伸ばし続けよう」


この歌詞はこれまでの辛かった時を凝縮しているものです。



何度諦めようかと思ったか数え切れませんが、やはり僕の心の奥底では希望を捨てられませんでした。

自分の進んでる道は正解なのか迷った時もあります。目の前が真っ暗になった時もあります。


それでも踠いて手を伸ばし続けた先は、「今」でした。



その「今」は間違いじゃないと胸を張って言えます。

後悔が一切ないかと言うと嘘になりますが、この場所に僕は誇りを持っています。







僕はこの4年間、色んな目標を追ってやってきました。

叶えられた目標、叶えられなかった目標、各々たくさんあります。



そしていま僕が最後に追っているのは、自分を育ててくれた2つの大きな背中です。



たとえ長岡のインカレでそれこそ全部0点を出したとしても、僕にとっては追い続けることの方が大事なんです。



入部当初から、いや入部すること自体が「挑戦」であって、それをここまで止めずに進んできました。

だから最後のインカレでも、このままでいたい。


憧れや目標を追い続ける自分でいたい。
そう、"傷口広げたって進むしかないだろ"


だから、
最後のわがまま、

どうか許してください。



あと26日、

僕が今から叶えられる夢には限りがあります。

叶えられなかった夢は、後輩たちに託します。




そのためにも残りの時間、彼ら彼女らのために、基盤をしっかりと作ってやることが、今まで支えてもらった後輩への恩返しになるかなと思います。




飛込選手としての鼓動が止まるまで、
上を向いて求め続けます。







ありがとうございました。








僕をはじめ、誰一人として例外なく次のブログ今シーズン最後になります。

最後に今シーズンの感想(?)と来シーズンに向けて一言もらえると心残りなく引退できます。よろしく!笑





次は濱田です。