夏合宿2018 in三陸 | 慶應義塾大学鉄道研究会のブログ

夏合宿2018 in三陸

こんにちは。今年度合宿担当のLです。

さて、KRCでは去る9月4日から23日で夏合宿を行いました。

全ての合宿において現地集合・現地解散方式。そのため会員たちはいろいろなルートを辿って今回の合宿地へ向かいました。

前年度は北陸でしたが、今年度は北東北です。今年度は私を含め、多くの会員が北海道を経由して合宿地へ来たようでした。

  

↑私は北海道では摩周丸を観光しました。

 

まず初日は八戸のホテルイマルカ八戸さんに宿泊しました。

臨時列車を定期列車と勘違いし、集合に遅れてくる会員などハプニングもありましたが、この日は無事に全員が宿に到着しました。ちょうどこの日は台風21号が関西圏で猛威を振るい北上中であったため、交通機関への影響が心配されましたが、1泊目から参加の会員には幸いにも影響がありませんでした。

↑夕食中の会員 

 

そして二日目、会員一同は久慈まで移動します。久慈からは三陸鉄道の貸し切り列車に乗り、一路宮古を目指します。

この日は台風一過の快晴で、車窓に見える青い海に会員一同興奮していました。またお昼の時間帯の走行でしたので車内ではうに弁当が用意され、乗車中はこの最高の風景を眺めつつ、絶品のうに弁当を味わえ、一同大満足の貸し切り列車となりました。

 

↑ウニ弁当と青い海

 

 

↑車内の様子

 

↑貸し切り列車

 

宮古に到着した後は、集合写真を撮りました。

↑宮古駅にて集合写真

 

次の宿泊地は岩泉で、鉄道沿線ではないためレンタカー組と鉄道・バス組に分かれ、宿泊地へと向かいます。一部のレンタカー組はたろう観光ホテル跡に立ち寄り、7年前の津波被害の大きさを実感したようです。

2日目はふれあいらんど岩泉さんの、ブルートレイン日本海に宿泊しました。この宿泊施設は惜しまれつつも引退したブルートレイン日本海の車両を宿泊施設に転用したものです。この宿泊施設は、引退した当時の車両の外観、内観をよく保っていて、かつてのブルトレを知っている方々は興奮されていました。

 

↑車内の様子

 

この日の夕食はBBQを楽しみました。火おこしに苦労しましたが、多くの人がBBQを楽しめたようです。

BBQをする会員

 

そしてBBQの後はコンロを囲んで経路紹介を行いました。各々の経路にさまざまなドラマがあり、時間の都合上一部しかできませんでしたが、大変有意義な時間となりました。

深夜になると、キャンプ場の電気が消えあたりは真っ暗に…すると満天の星空が現れ、会員一同大興奮。普段都会に住んでいると見えないような星までくっきりと見え、幻想的な時間に…まさに気分は銀河鉄道でした。

 

翌朝は朝食を食べた後、レンタカー組とバス組に分かれ流れ解散となりました。ちなみにバス組は出発が遅かったため、宿の方に頼んでテールマークを回させていただきました!

↑瀬戸と日本海のテールマーク

 

なお今回の合宿中には台風21号と北海道胆振東部地震という二つの大きな災害がありました。地震発生時はブルートレイン日本海に宿泊中で何名かの会員が揺れを感じ、深夜にもかかわらず起きたようです。幸いにも会員にけがなどはありませんでしたが、旅程を大きく変更しなければならなくなった会員、北海道の実家から参加し実家へ戻れなくなった会員など影響がありました。結果的に今回の合宿では自然の美しさを知ると同時に、自然の驚異を知るものとなりました。会員が今回の合宿で学んだこと、得たことは今まで以上に大きかったのではないかと思います。

 

最後にはなりますが、今回お世話になりました八戸の「ホテルイマルカ八戸」様、岩泉の「ふれあいらんど岩泉」様。そして「三陸鉄道」様にはこの場を借りて会員一同より心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

文責 L