MR戦お疲れ様でした。
みんな次の日曜に照準を合わせていると思うので余計なことは言いたくないですが、合宿含む準備段階から試合終了までこれほど僕たちが一体になれたのはいつぶりだろう、もしかしたら過去数年僕の知るJSで見たことあったかなと思えた試合でした。
同期がリーグ戦開幕に向けて決意表明、締めくくりのブログを書き終えたところで運命的にリレーブログが回ってきたので(ゆうすけありがとう!)、僭越ながら、僕も勝手にJSへの思いの丈を4年目としてしたためようと思います(タノシミ!)。
フォントとか色を駆使するのは苦手なので基本そのままにしました。
短めにしたつもりなので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
タイトルにあります糸繰3Kとは
糸繰「きもい」
「きたない」
「くさい」
の略で、高校時代それなりに毎日ラグビーを頑張っていた時に練習中の僕を見かけたクラスメイトが名付けた二つ名のようなものです。
いじめられてたのかも。
合同チームだから真っ白な母校のユニフォームに工業高校のソックスをねじ込むスタイル。
さて、時は2015年ラグビーワールドカップ。
第一次にわかブームが巻き起こった列島。
それは桜島の麓でも例外ではなく、中学野球をあえなく初戦敗退で終えた少年糸繰はルールも知らないのに込み上げてくるものを感じながら、「これだ。」と決意しました。
完全に一目惚れで始めたラグビーも足掛け7年目、技術もフィジカルもまだまだですが自分を語る上で欠かせない要素の一つとなっています。
みなさんご存知の通り僕がプレーでJSに貢献できる場面など、ごくわずかです。
じゃなんでこんなに長くラグビーを続けてこれたんだろう。
辞めるタイミングなんていくらでもあったのに。と考えた時、理由は一つしかありませんでした。
僕はJSKSが大好きです。
引退しても仲良くしてくれる先輩も、なんだかんだで本当に仲良いしカッコ良くなった同期も、こんなにショボい先輩にいつも声をかけてくれるウザくてかわいい後輩も、まるでおじさんと話すような態度を貫くマネージャーのみんなも、いつも優しく見守って必要最低限のアドバイスで僕らを鼓舞してくれる筑比地さん村野さんも、僕はJSのみんなが大好きなんだと日を追うごとに実感しています。
大好きなJSの中でもここ1.2年、ずっと感謝を感じているのは一緒に入部した90期の面々です。
7年目とは思えないほど驚きの拙いラグビースキルを携えて、練習中は意味のわからないことを叫んでいる僕を、彼らは
「またなんかやってる」と、冷たい目線と暖かい心の両立という離れ業で受け止めてくれます。
一歩間違えば「ただのうるさいだけのやつ」になりかねない僕と仲良くしてくれるみんなには、感謝してもしきれません。
まだ終わっていませんが、みんなと一緒にラグビーするのは本当に本当に楽しかったです。
文一の表情コメディすぎる
ラグビーだけだと痛いことも臭いことも多いしまさしく糸繰3Kなのでいつ辞めていたっておかしくないです。
ただここまでJSの一員でいられたのは、紛れもなくみんなのおかげだと日々感じています。
みんなと出会ったのがJSで、一緒にやるスポーツがラグビーで本当によかったです。
黒シャツで揃えるってなったのに協調性なくてまじごめん
JSのみんなへの感謝を一層強く感じたのは留学でした。
僕は昨年の9月から今年の7月までイギリス留学へ行っていました。
現地での生活は本当に楽しく、学びの多いものでしたがやはり先輩方との最後のリーグ戦や日常の練習はその時その場限定のもので保存が効きません。
あとから写真を見ても同じ空気を共有したことにはならないです。
みんなといられなかったことは今でも寂しいですが、それでも多くの部員から僕の帰国を待つ声が届いて単純に嬉しかったです。
今だから言えますが、留学して最初のラグビー部の練習で一言も声を発せなかった僕は居心地の悪さからか、寂しさからかわかりませんが赤ちゃんみたいに泣いて寮に帰りました。
今思えば、たぶんラグビーが楽しいのはJSだからなんだと痛感したからです。
最終的にはお馴染みの押し売りコミュニケーションで死ぬほど友達ができました。
帰国して帰る場所があるのは安心できたし、だからこそ辛いこともあった留学が楽しく乗り越えられました。
これまで90年ちょいの歴史があるJSはこれからも我が義塾が存在する限り発展し続けると信じています。
しかし今のJSは今しか楽しめません。
僕自身まだ3年生なので来年もありますが、今の同期と今のJSラストシーズンをやりきれるのは一生に一度で最初で最後。
悔いなど残す理由がないので声が枯れるまでみんなといたいです。
虚勢でもなんでもなく、僕はいつでもプレーする準備ができています。
なのでみんなには動けなくなるくらい全力でプレーをしてほしいです。
その結果JS3Kになることは心配しないで下さい。
みんなは汚くて臭いことはあっても僕の中でずっとカッコよくて憧れの存在であり続けると確信しています。
90期 糸繰
次のブログは肋骨再建中の河内!