チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは。2年DF古館広壮からご紹介にあずかりました、3年FWの勝見斗軌です。広壮の紹介にもあったように、私は先週電子ピアノ(厳密に言えばシンセサイザー)を購入しました。もちろんピアノの経験は皆無ですが、1年程度でラ・カンパネラをストリートピアノで弾いてしまおうと意気込んで日々悪戦苦闘しています。また、「どうせすぐに飽きるだろ」という声も多いですが、今のところ続いていますので、まずは三日坊主は回避することができました。残りは技術を磨くのみですので、ピアノが得意な方は個人レッスンを開催していただけると幸いです。

 広壮は、弊部には現在3名しかいない下田寮の住人の1人であります。そんな彼は、入部から2年目にしてクサいキャラという不名誉なポジションを確立し、イジりを受けている場面を度々目にします。そんなイジりを全く気にしていないように見える彼の心は、長年寄り添っている恋人が支えているのでしょう。これからも末永くお幸せに♡、ということで本題に入ります。


 昨年度のダイアリーで私の“ピアノ以外の”趣味である格闘技に触れたばかりではありますが、またしても「戦い」に関連する話をしたいと思います。具体的には、ドラゴンボールのお話です。読者の皆様はもちろん、そうでない方でも知っていたり、あるいは読んでいたり、聞いたことがあるだろうあのドラゴンボールです。

 

 このドラゴンボールですが、先月の頭、作者の鳥山明先生が亡くなられました。御冥福をお祈りします。この訃報を聞いた私は、数日間心に穴が空いたような気分でした。そして、SNS上でも普段アニメは見ないがドラゴンボールだけは大好きという声や、海外で大規模な追悼会が開かれている様子を見て、他人ながらもどこか誇らしく思えました。

 さて、そんなドラゴンボールは私にとっての青春でありバイブルと言っても過言ではない作品です。もっとも、私が漫画やアニメの造詣が深くないということもありますが、それでも一番好きな漫画を聞かれると食い気味で答えられるほどには大好きです。

 

 私がドラゴンボールと出会ったきかっけは父親です。そのため、物心がつく頃には既に知っていたという表現のほうが正確ではありますが、小さい頃から触れる機会に溢れていました。そして年月が経ち、カナダに留学していた中学生の私は、ある冬休みを全て使ってドラゴンボールを少年期から視聴し、魔人ブウ編までを履修したのでした。正直なところ、途中で挫けそうになりました。が、持ち前のパワーで朝から晩まで視聴を続け、夜には練習に励み、あくる日も視聴を続けていました。余談ですが、この期間のホッケーはとても調子が良く、メンタルの持ちようがスポーツに与える影響というものを身に染みて感じました。

 

 さて、その中でも、私が好きなのはフリーザ編、そしてキャラとしてはベジータです。読者の皆様の中には、王道の悟空、セル編の悟飯やピッコロ、はたまたゴジータやベジットがお好きという方も多くいると思います。そんな中でも私がベジータを選ぶ理由は、やはりプライドを持っているという点です。フリーザ編といえば、悟空が超サイヤ人に変身するシーンや「クリリンのことかー !!」と叫ぶシーンが有名ですが、ここではベジータの良さも上手く描かれています。特に好きなのが、それまでただプライドが高く、俗に言うイヤな奴としての側面しか見えなかったベジータが涙を流して「サイヤ人の手でフリーザを倒してくれ」と遺言を残すシーンです。ここでのベジータのプライドは、世間でよく耳にする「プライドが高い」という悪いニュアンスというよりも、自分の存在や行動に「誇り」を持って生きて、戦っていると表現した方がより正確でしょう。この誇りの高さには見習うべきものがあると感じます。そして、そんな誇りを持っても恥ずかしくないような努力ができる人でありたいとも思っています。

 

 短くなってしまいますが、こんなところで締めておこうと思います。あまりアニメの話が進みすぎるイタいダイアリーになってしまうので。既にイタいというツッコミはなしで、よろしくお願いします。これはまたもや余談ですが、ベジータと初めて拳を交えた悟空が言った「落ちこぼれだって必死で努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ」という台詞、アレはなんとも慶應らしくていいですよね。現在1部Aグループの昇格を目標としている弊部もこの言葉をモットーにしても良いのではないかと思うくらいの言葉です。エリート、超えたいですね。

 皆様もこの機会に是非一度、ドラゴンボールに目を通してみるのはいかがでしょうか。また、既に読んだことがあるという方はどのエピソード・キャラがお好きなのでしょうか。もしあればぜひお話しましょう。お待ちしております。

 

 次のダイアリーは2年MG中村玲南です。玲南は、部内でも天然と言われている印象があり、ビビッドピンクのiPhoneケースとそこに付くジャラジャラのアクセサリーを同期にイジられているイメージがあります。しかし、私自身あまり話したこともないため、この不思議ちゃんの全貌が明らかにできていないというのが現状です。弊部でも彼女のことに詳しい部員に心当たりがありますので、機会があれば話を聞けたらと考えております。では、玲南よろしく!