チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは。

 1年GK及川寿暉よりご紹介に預かりました、3年FW下山田北斗です。

 及川については皆様もダイアリーから感じられたと思いますが、とても面白い雰囲気をしています。僕個人的には、「うるさい」とか、「顔がでかい」とかは全然思っておらず、フランクな彼の雰囲気が大好きです。また、どうやら彼は僕とご飯に行きたすぎてたまらないようですので、これからは毎週彼と「豚星。」に通おうと思います。及川も毎週「豚星。」に行けると聞いたら泣いて喜んでくれることでしょう。

 「豚星。」とは川崎木月にある二郎系ラーメン屋で、これから及川の血肉となるものです。おすすめは汁なし蕎麦です。皆様もぜひ行かれてみてください。

話が大きく逸れそうですので、及川の紹介はこの辺にしておきましょう。

 

 さて、大学生活も3年目となり、皆様の中での私の認知度も上がってきたころでしょうか。私は下山田北斗です。もしかしてご存じでない方のほうが多いのでしょうか。残念です。しかし、それもそのはず、私は実はあまりちゃんと自分の名前で呼ばれたことがありません。部活では「山田」か、前回の及川の紹介にもあったように、ニックネームの「ジョージ」で呼ばれることが多く、「下山田」とも「北斗」とも呼ばれることはほとんどありません。私自身も、自分は「山田ジョージ」なのではないか?と思うことがあります。「北斗さん」と呼んでくれるのは2年の交野と黒部くらいでしょうか。

 このようにとにかく認知度の低い名前ですが、この「北斗」という名前に影響されたのか、星空が大好きになりました。そして星空を好きになった今、「北斗」という名前で良かったと実感しております。

オフの日には長野や山梨、そして遠く北海道まで星空を求めて飛んでいきます。クリスマスイブやバレンタインの前日なんかも、同期の坂本を引っ張って星を見に行きました。それくらい大好きです。

 そして、今回はそんな私、北斗が愛する星空や宇宙の魅力について語らせていただこうと思います。

(お待たせいたしました、ようやく本題です笑。とても長く語るので、時間のある時に読んでください。)

 

 

 私が思う星空・宇宙の魅力は2つあり、1つはその壮大さです。

 宇宙は「宇」(空間)と「宙」(時間)から成り立っており、そのどちらもスケールが壮大なのですが、まずは時間的な壮大性(歴史のすばらしさ)についてお話します。

宇宙は約138億年前にビッグバンで誕生したとされています。宇宙の誕生後、たくさんの星が誕生し、それが集まって星雲、星団を形成し、さらにそれらが集まって銀河を形成しました。その中で、私たちの住む地球が属する銀河は、他の銀河との衝突を経て約100億年前に誕生しました。

 ところで、皆様はこの私たちの銀河についてご存じでしょうか。私たちの住んでいる銀河系は「天の川銀河系」と呼ばれています。これでお気づきいただけたと思います。そう、私たちが普段夏に見ている「天の川」とは、ただの星の集まりではなく、あの渦状の「天の川銀河」を横から見た姿なのです。いつも見ている天の川が、100億年も前から変わらず在り続けていると考えると、とても感動しますね。私の大好きな天体の一つです。

 このように、100億年前に天の川銀河が誕生し、その後、約46億年前に地球が誕生しました。

そしてその地球では、現在に至るまでに長い天文史があります。

 星座ひとつをとっても星のつなぎ方は多様であり、それぞれの地域や民族によって独自の星座があります。

 そもそも星座は、約5000年前にメソポタミア人によって発見されたのが最初だとされています。メソポタミア人は農業をするにあたり種まきや収穫の時期を知りたいと考え、暦を創るために星々に注目しました。有名な黄道十二星座もここにルーツがあります。

 (余談ですが、私の名前の由来でもある北斗七星も、農業の暦に使われていたそうです。柄杓の傾き具合によって水やりや収穫の時期を決めていたとか…)

 その後、紀元前8世紀ごろにギリシャ神話と融合し、星座に関する様々なエピソードが生まれました。私はギリシャ神話についてはあまり存じ上げませんが、このギリシャ神話があるのも星空の魅力の一つと言えます。

 そしてそれらの星座は2世紀ごろにプトレマイオスによって『アルマゲスト』という本にまとめられ、北天の星座は「プトレマイオスの48星座」として現在まで形を保っています。ここまで、北天の星座がほとんどでしたが、15世紀の大航海時代に入ると、南天の星座についても発見されるようになりました。大航海時代以降に誕生した星座は、プトレマイオスの48星座とは異なり、船の位置を知るために作られました。名前についても「はちぶんぎ座」、「はえ座」、「ふうちょう座」、「カメレオン座」、「みなみじゅうじ座」のようにギリシャ神話ベースではなく、航海に使う道具や南半球にいる生き物の名前が多く使われているのが特徴です。

 しかし、大航海時代はたくさんの人が自分流に星座を創り出し、ごちゃごちゃして不便な状態にありました。そこで、1900年代に国際的な天文機関により、プトレマイオスの48星座やその後創られた星座たちが88個の星座にまとめられ、現在に至ります。

 このように、星座の成り立ちだけを見ても、壮大な歴史があることが分かると思います。

 また、星座だけでなく、天体にまつわるエピソードはたくさんあります。

日本人にとって馴染み深いのは月や天の川などでしょうか。

 月に関しては、うさぎが月に住んでいるという昔話や、月が豊穣の象徴とされていたことから感謝の意を込めて月見をするようになったエピソードがあり、日本人にとって馴染み深いものだと思います。月見に関しては某月見バーガーも人気ですね。

 天の川に関しても、彦星と織姫のお話や、それに関連した七夕行事などがあり、こちらも馴染み深いものだと思います。

 星空だけでこんなにたくさんの逸話があると思うと、とてもロマンがありますよね。

 

 

さて、時間的な壮大さについてはこの辺にして、次は空間の壮大さについてです。

宇宙はビッグバン以降、現在も膨張を続けており、その果てまでは138億光年の距離があります。

地球から月までの距離が光速で約1.3秒の距離であることを踏まえると、光速で138億年かかる距離というものの壮大さがお分かりになると思います。

 先ほどお話した、私たちの天の川銀河は直径約10万光年、厚さ約1000光年あります。この数字だけでもとてつもないスケールですが、宇宙全体を見ると、このような銀河がおよそ2兆個あると考えられています。恐ろしいとさえ感じるほどに宇宙は大きいのです。

 星一つ一つを見てもそうです。お馴染みの月が直径約3,500km、地球の直径が約12,000km、そしてあの大きな大きな太陽が約1,400,000kmです。ここまででも十分大きいですが、宇宙の星々はさらに上のスケールを行きます。星空では豆粒ほどの星々ですが、実はとんでもない大きさをしているのです。冬などに綺麗に見える、おうし座の1等星のアルデバランは約90,000,000km、夏の大三角で有名なはくちょう座のデネブは約334,000,000km、そして冬の大三角で有名なオリオン座のベテルギウスは約1,450,000,000kmと、とてつもない大きさをしています。

 私は日常生活で疲れたことや嫌なことがっても、星空を見上げ、その壮大さや私たちがいかに小さい存在なのかを実感することで、リフレッシュすることができています。皆様も、疲れた時、辛い時は空を見上げてみてください。きっとスッキリした気分になれると思います。

 

次に、私の思う星空の2つ目の魅力である、希少性についてお話します。

 世の中には「一期一会」という言葉があると思います。この言葉はよく人との出会いにおいて使われますが、何に一期一会だと感じるかは人それぞれだと思います。

 そして、私は毎日の星空こそが一期一会のものだと思っております。一見毎日同じ配置に見える星空ですが、実はそうではないのです。

 夜に一番輝いている月も、毎日満ち欠けを繰り返し、変化しています。また、毎月見られる満月も、月によって大きさが異なります。2021年で最も大きい満月は5月に見られた満月で、逆に最も小さい満月は12月に見られる満月で、その見かけの大きさの差は約10%、明るさは約30%も異なります。また、月食が起こるのも月の特徴です。(ちなみに5月の満月は、1年で一番大きい、かつ皆既月食の起こった満月でした。)

星座に関しても、構成する恒星たちも毎日微妙に位置が変化していたり、新しい星が誕生したり、そして消えていく星もあったりします。先ほど紹介した巨大恒星のベテルギウスも現在は明るさが50年間で一番暗く、いつ超新星爆発を起こして消滅してもおかしくな状態にあります。もしかしたらオリオン座が崩れる日も近いかもしれません…

惑星に関してはそれら自身が好転をしていることから、その名の通り夜空の中を惑わすように動いており、毎日全く異なる現れ方をします。惑星は月や地球、その他惑星同士近づきあったり離れあったり、多様な動きを見せます。特に月と金星の接近は私の好きな天文イベントです。

星空を構成する要素として、他にも彗星や流星群といったものがあります。

彗星は、太陽系の外側を取り巻くとされる、「オールトの雲」と呼ばれる天体群からくる、長期周期の天体です。去年ネオワイズ彗星が大接近して話題になりました。ネオワイズ彗星が次に見られるのは5千年後ですので、去年見ることができた人はラッキーですね。次に見られる彗星は、詳細は分かりませんが、2031年ごろに来るそうです。

流星群に関しては、1月のしぶんぎ座流星群、7・8月のペルセウス座流星群、そして12月のふたご座流星群という三大流星群が有名だと思います。

彗星も流星群も周期の長い天体現象で、見られたら幸運に感じる天体ですよね。

 そして最後に、天気の問題も大きく関係してきます。どんなに素晴らしい星空でも、曇っていたり、雨が降っていたら星空を見ることはできません。先日、上記の三大流星群のひとつであるペルセウス座流星群が見ごろとなりました。楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。私も大変楽しみにしておりました。しかし、当日もその前後の日も曇ってしまい、見ることはできませんでした。

以上のように、星空は毎日異なる見え方をしており、さらにその星空を見るためには晴れた日でなくてはなりません。皆様がいつも何気なく見ている星空が、いかに希少なものなのか、お分かりいただけたと思います。

晴れた夜に綺麗な星空が見られたら、十分に脳裏に焼き付けてください。それは人生でたった1回きりしか見ることのできない、オンリーワンの星空なのです。

 

 以上、本当に長々と私の趣味に付き合っていただき、ありがとうございました。

こんな面白みのないダイアリーですが、皆様が星空に興味を持つきっかけになれば幸いです。

晴れた夜はぜひ空を見上げてみてください。そこには美しい世界が広がっています。もちろん無料ですので減るものもないですね。

 これから始まる秋は、夏や冬に比べて明るい星が少なく、1等星はみなみうお座のフォーマルハウトただ一つのみです。そう聞くと少し残念に思われるかもしれませんが、その分、天頂ではアンドロメダ座やペガスス座が見ごろを迎えます。特にこの2つの星座が織り成す「秋の四辺形」は本当に綺麗ですので、ぜひ探してみてください。

 

 次の担当は1年FW荘敬大です。

 皆様ご存じのとおり荘は双子の兄のほうで、そして弟の晶大と大変仲が良いです。照れ隠しからか、陸トレの際は2人とも別々の電車で来ますが…それもまた可愛いですね。私はもう慣れたのですが、部内ではいまだに区別がつかない人もおり、特に私の同期の長谷部君は一向に覚える兆しがありません。

そんな仲良し兄弟のお兄ちゃんの初ダイアリー、私はとても楽しみにしております。

それでは敬大、よろしく。