チームダイアリーをご覧の皆さん、こんにちは。2年FW三田輝明から紹介に預かりました、3年FW郷基成です。

 三田とは塾高時代からの関係になりますが、持ち前のテクニックとシュートを活かしたプレーで1年目から躍動しており、2年目となる今季はさらなる活躍が期待されます。彼のダイアリーでも今季への決意が感じられ、頼もしい限りです。しかしながら先輩への態度といった点に関しては、未熟であると言わざるを得ません。伝わる形でのリスペクトと態度を求めます。とは言いつつ、どこか憎めないキャラのため、こちらが甘やかしているのもまた事実であり、お互いに気を付けたいところです。
 
 さて前置きが長くなりましたが、本題に入らせていただきます。早いもので3回目のダイアリーとなりました。3回目ともなるとネタ切れ感が否めませんが、お時間あるときに読んでいただければ幸いです。

 4月ということで新生活が始まる季節です。私自身、3年生となり三田キャンパスに通うようになりました。小島佑太のダイアリーでは、私が留年の危機にあるとなんとも失礼な言及がありましたが、決してそのようなことはないと訂正させていただきます。確かに必修単位を落とし、いわゆる来日をすることになりましたが、"現時点"で進級に影響するものではなく、留年の危機という表現はかなり大げさです。故意に私の印象を下げるものとして抗議したいです。少し脱線しましたが、三田に通うようになって日吉とは異なる雰囲気であったり、ゼミといった新たな環境に身を置くことになりました。新しい環境や経験で新鮮な日々を送っていますが、それと同時に日吉キャンパスを恋しく感じます。(とは言っても日吉の授業も履修していますし、変わらず日吉住みですが)日吉での2年間を振り返ってみれば、あっという間であり、過ぎ去ってしまったことというのは懐かしく感じるものです。

 「最近時間が流れるのが早い」
 「去年はあっという間だった」

多くの人が感じたことがあることと思います。
このような事象は『ジャネーの法則』というもので説明することが出来ます。これは19世紀のフランスの哲学者ジャネが発案した法則であり、主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象を心理学的に説明したものです。簡単に言えば「年を重ねるほど、自分の人生における1年の比率が小さくなるため、体感として時間が早く過ぎるように感じる」ということです。例えば5歳と50歳では、同じ1年でも前者にとっては人生の1/5ですが、後者にとっては人生の1/50であり、体感では50歳の人にとっての10年間は5歳の人の1年間にあたります。つまり50歳では5歳に比べ体感の時間が10倍の速さで経過しているということになります。この法則によれば、体感では19歳で人生の半分が終了するそうです。となると私は、昨年で体感の人生の半分を終えたことになります。さらに、年を重ねるにつれて新鮮な経験が少なくなるため、時間の経過が速く感じるといった説もあります。子供の頃は、毎日が新たな発見や学び、出会い、初めての経験が数多くあります。しかし大人になっていくに従い、新しい経験をする機会は徐々に減っていきます。そのため年を重ねていくと日々の生活が単調になり、体感の時間の経過が速くなるそうです。
 なるほど。道理で最近時間が過ぎるのが早く感じるわけです。私の大学生活も折り返しを迎え、学生生活も残り2年となりました。同時に競技としてアイスホッケーをするのもあと2年です。現時点でこの2年間を振り返るとあっという間であったと感じるわけですから、これからの2年間(正確には2年を切っています)はさらに早く過ぎていくことでしょう。となると今当たり前と思っているこの生活も、案外貴重な時間であると感じます。楽しい時間はもちろんのこと、苦しい事、キツイこともすべて含めてです。例えば部活においてキツイことは数多くあります。早朝の陸トレや深夜の練習、睡眠不足の中で受ける授業等々。これらもいざ終わってみると、振り返ってみると、あっという間だったと感じることでしょう。(現在進行形のキツイ時にはそんなことを考える余裕がない事がほとんどですが…。)だからこそ、今しか経験できないキツイこと、苦しいことに対しても可能な限り向かっていきたいです。ありきたりではありますが、改めて「今」を大事にする必要があると実感しています。長いようで短い2年間、悔いのないよう過ごしていきたいと思います。
 
 拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
 次のダイアリーは2年DFの古舘広壮です。昨年は、ルーキーとは思えないほどの安定感のあるプレーで守りの要として活躍しました。抜群の安定感は、もはやベテランのような貫禄すら感じる程であり、その風貌も相まって本当に年下なのかと疑いたくなります。本当は5浪くらいしているのではないでしょうか。時々(?)出るタメ口を聞いていると、本当に後輩感がなくなってきます。一応フォローすれば真っ先に荷物を降ろしたり、テーピングの補充という仕事をしたりでしっかりしており、口調だけ直して欲しいです。それでは広壮、よろしく!