チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは。4年倉⽥歩より紹介に預かりました、4年トレーナーの⿊部巴美と申します。

 

 歩を⼀⾔で⾔うと、必要な時に必要なアドバイスをくれる信頼できる同期です。トレーナーが弊部で1⼈だった時代から、本⼈はその気はないと思いますが、彼の⾔葉に実はよく助けられていました。 3⽇に⼀回体調を崩すし、ヘラヘラしていると勘違いされる笑顔をする彼です が、視野が広く彼の何気ない気遣いが同期を繋いでくれていると思っていま す。度々私に対する度を過ぎるいじりにも呆れを越し⾔葉も出なくなりますが、彼の優しさには頭が上がりません。 

 と、こんな褒め⾔葉を書いてはみたものの、雑な紹介をされ、今は不満が溜 まっています。 

 

 さて、本題に⼊らせていただきます。 ダイアリーを書くのも4回⽬となりました。気が付けばもうそばに引退が迫 っていることがまだ信じられませんが、今回は私がここ最近感じていることを綴らせていただこうと思います。拙い⽂章ではございますが、最後までご⼀読いただけると幸いです。

 

 皆さんは「家」をどんな場所と⾔いますか? 私は「ただいま」が⾔える場所だと思っています。そんな「家」と呼べると ころが私にはいくつかあります。 

 

 まずは、誰もが初めに思い浮かぶであろう家族と⼀緒に住んでいる場所で す。 家族と⾷卓を囲んで⼣飯を⾷べられる、ぐっすり寝られる、いつでも「おかえり」と⾔ってくれる場所は間違えなく私の⼀番の「家」です。

 深夜練習の後帰宅すると、毎回⽞関の灯りをつけておいてくれる⺟の優しさを感じると、ほっとします。 

 

 2個⽬の私に取っての「家」は、1年間の留学で過ごしていたオーストラリアのサンシャインコーストです。サンシャインコーストは、毎⽇⿃の声に囲まれながらビーチで⼀⽇中朝⽇、⼣⽇、星空を眺めていられる、⾃然豊かな場所です。

 ここでは、少し話しただけで「帰ってきた時はいつでも家に泊まってね」と住所を教えてくれた⼈に何回も出会いました。こんな異国から来た知らない私に、と最初は⼾惑いましたが留学中は何度も⼈の優しさに助けられました。

 挑戦ばかりの⽇々でしたが、このように家族だけでなく現地の⼈や友達から優しさの⼤切さに気が付かされました。そんな環境のおかげで現地の⼤学でも勉強に育むことができ、有意義な時間を過ごすことができました。今後何年かけてでも、⽀えてくれた⽅々に恩返しをしていきたいと思っています。

 

 そして最後に、もう⼀つの私にとっての「家」は、このアイスホッケー部だと思っています。留学から帰ってきた際に監督・コーチを含め部の⼈がおかえりと⾔ってくださったことが、久しぶりで不安だった部分もあったためとても嬉しかったです。私には帰る場所がある、と思わせてくれました。 久しぶりに⾒るアイスホッケーは、変わらず痺れる⾯⽩さと迫⼒があり⼀⽣飽きません。トレーナーとしてチームの⼀員に戻り、また⼀緒に戦えていることに嬉しく思っております。

 引退までは残り1ヶ⽉を切りましたが、TR前代の進さんから受け継いだものを 迪⼦と彩奈に残りの期間でバトンタッチできるよう精進して参ります。

 

 これからの⼈⽣、まだまだ新しい「家」に出逢うかもしれません。 その度にきっと何かの優しさに触れると思います。

 

 帰る場所があることは、⽇常を楽しくさせてくれます。そして「家」があることはとても恵まれていることだと思います。

 ⾃分の置かれている環境に改めて感謝し、引退後の⼈⽣も沢⼭の経験・思い出を積み重ねていきたいです。

 

 纏まりのない⽂章となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 次の担当は4年GK岡⽥⻁旺です。

 

 ⻁旺は朝が弱く、陸トレや朝早い試合の集合時間の前は今でも多少ハラハラさせられています。しかし、同期だからこそ、彼が誰よりもホッケーが好きで努⼒家なのを知っています。また、私たちが1年⽣だった頃、彼が厄年だったせいなのか彼の⾞の故障やタイヤのパンクなどが頻繁に起こり、その度に練習に遅刻しそうで⼤焦りもしたのも、帰りに宇多⽥ヒカルの曲を流して⼀緒にしんみりしたのもいい思い出です。笑

 最後は、弊部最年⻑として相応しいダイアリーを書いてくれることを期待しています。それでは、⻁旺よろしく!