去る9月30日、ダイドードリンコアイスアリーナにて、2023年度関東大学アイスホッケーリーグ戦、専修大学戦が行われた。ファーストステージ全勝を目指し、本塾は万全の準備で臨んだ。
第1ピリオド、開始3分に1on1の ピンチを迎えたが、3年GK及川寿暉の好守によりピンチを守り抜く。また2回のパワープレーをはじめとして、良い形で攻め込むも、チャンスを活かしきれず第1ピリオドは両チーム無得点で終えた。
第2ピリオド、開始早々に試合が動いた。相手のパスをカットした2年DF小島快が相手陣内に攻め込み、ゴール前へパスを繋ぎ、そのパスに3年FW振津青瑚が合わせ本塾は先制した。しかし、第2ピリオド12分に自陣でのフェイスオフから、相手のセットプレーによって失点し、試合は振り出しに戻った。その後パワープレーのチャンスを得た本塾は、3年FW倉田歩、2年FW勝見斗軌と繋ぎ、最後はゴール横でパスを受けた3年DF荘晶大が冷静に流し込み、2得点目を挙げ勝ち越しに成功した。
第3ピリオド、開始3分、相手陣内でのフェイスオフからチャンスを作り、1年FW三田輝明のシュートによって本塾は3得点目を挙げる。しかし、14分に自陣のブレイクアウトからのターンオーバーによって相手にチャンスを与えてしまい、ゴール前でリバウンドを押し込まれ失点し、再び1点差に迫られた。失点直後、3on2のチャンスを作り、4年FW4年田原輝志からパスを受けたFW3年振津青瑚が、肩口への華麗なシュートを決め、4得点目を挙げる。それ以降は最後まで相手に流れを渡さず、4-2で勝利した。
本試合は、ファーストステージ全勝、1位通過のために絶対に落とせない試合だったが、チーム一丸となった固い守りからの良い攻めという、本塾が目指す形で勝利することができた。
次戦はセカンドステージの初戦、専修大学戦である。2度目の対戦となるが、ファーストステージの勢いのまま、必ず勝利を掴みたい。
(執筆 2年郷基成)