去る9月16日、ダイドードリンコアイスアリーナにて、2023年度関東大学アイスホッケーリーグ戦ファーストリーグ、神奈川大学戦が行われた。第一節の立教大学戦が不戦勝となった為秋リーグの初戦となり、夏のトロント遠征や苫小牧合宿での練習の成果を発揮しDiv.1-A昇格の足掛かりとして最高のスタートを切るべく一同気合いを入れて試合に臨んだ。
第1ピリオド、立ち上がりから圧倒的な運動量で相手を圧倒した本塾は、パックを保持し長い時間敵陣で攻撃を展開した。そして開始3分、3年FW荘敬大がこぼれ球を拾い敵キーパーの肩口にシュートを放ち先制点を挙げた。さらに開始5分、3年FW荘晶大が敵陣でパックをキープすると3年FW振津青瑚へパスが渡り、敵キーパーの股下を抜けるワンタイムシュートを放ち追加点をあげた。その後、キルプレーが一度あったものの被シュート数を2本に抑える完璧な守りをみせ、3年FW振津青瑚のハットトリックや2年FW小島佑太の公式戦初ゴールを含む5得点をあげた本塾は、7-0で第一ピリオドを終えた。
第2ピリオド、開始直後3年FW荘敬大が一人でパックを運び敵三人をかわしてゴールを決めたのを皮切りに、4年FW田原輝志、3年FW荘晶大、1年FW三田輝明の連続ゴールで、第二ピリオドの流れも本塾が完全に支配した。その後も優位に試合を進めた本塾は、開始15分には4年FW田原輝志が追加点をあげ、ピンチの場面でも途中交代した4年GK岡田虎旺がしっかりとセーブし、12-0で第二ピリオドを終えた。
第3ピリオド、運動量で勝る本塾がパックを支配し攻撃するも、なかなか得点に繋がらないもどかしい時間が続く。そして開始5分、一瞬の隙をつかれ2on1の場面を作られ失点してしまう。その後は、失点を引きずることなく攻め続け開始17分、3年DF小島快のシュートのこぼれ球を2年FW勝見斗軌が押し込みようやく得点が生まれた。そのまま試合は終わり、以上の結果により本塾は13-1で勝利した。
本試合は、秋リーグ初戦で今後のリーグ戦で波に乗って行く為に非常に重要な試合であった。結果的には13得点をあげる大勝だったが、試合後半チャンスでのミスネットが目立つなどの反省点も挙げられる試合となった。
次戦の相手は、専修大学である。春の練習試合では3-3で引き分けており接戦となることが予想されるが、本試合の反省点を改善し勝利できるよう部員一同全力で戦っていきたい。
(執筆2年 多田圭之介)