去る10月23日、ダイドードリンコアイスアリーナにて、2022年度関東大学アイスホッケーリーグ戦セカンドリーグ、専修大学戦が行われた。セカンドリーグ初戦から本塾らしい守りと質の高い攻撃で最小失点に抑え、二週間後の強敵日本体育大学戦へ勝利で繋げたい試合であった。
第1ピリオド、本塾は攻めの時間が続いた。試合開始から、本塾らしい素早いフォアチェックとバックチェックで専修大学の守りを崩した。開始12分、敵陣でパックキープした3年FW田原輝志が、空いたスペースにパスを出し、そのスペースに素早く入った2年荘敬大の強烈なシュートで先制した。その後も本塾らしく粘り強い攻めを行い、専修大学の反則を誘い出し、パワープレーの時間が続いた。そんな中開始19分、2年FW振津青瑚が上手く相手を振り切ってパスを出し、そのパスを受けた1年DF有馬龍太がワンタイムでシュートを決め、2-0で第1ピリオドを終えた。
第2ピリオド、反撃したい専修大学の果敢なラッシュに苦しむ時間が続いた。そんな中、相手の飛び出しによってブレイクアウェイを取られた際に、本塾は反則を犯してしまいキルプレーの時間となった。パワープレーを得た専修大学は、ディフェンスを中心にゴール前にシュートを集め、混戦を作っていった。そんな中、開始6分、相手DFが打ったシュートのこぼれ球を押し込まれ、2-1とされた。守りの時間が続いた中で追加点を奪いたい本塾は、多くシュートを打ち、攻撃のリズムを取り戻した。開始11分には、敵陣のゴール横でパックキープした2年FW振津青瑚が、相手を上手くかわしてゴール前の空いたスペースに入り込み、シュートを決め、3-1で第2ピリオドを終えた。
第3ピリオド、本塾は幸先の良いスタートを切った。開始1分、4年DF笹山大智が敵陣に素早く攻め込み、シュートを放つと、そのシュートがボードに跳ね返り、その跳ね返ったところに入り込んでいた2年FW振津青瑚が見事にネットにパックを流し込み、4-1とした。その後、キルプレーやラッシュなどが重なり専修大学の反撃を受けるが、本塾のDFを中心に堅い守りを見せ、失点を許さなかった。そして、開始7分には1年FW勝見斗軌の放ったシュートのリバウンドを3年FW田原輝志が確実にゴールへ流し込み、5-1とした。
以上の結果により本塾は5-1で勝利した。
本試合は連戦ということもあり、ディビジョンⅠグループA残留に向けて非常に大切な試合であった。東海大学戦からのセカンドリーグでは、本塾らしい堅い守りを見せ、最小失点で勝ち切ることができた。次の試合までの期間でさらに本塾の堅い守りに磨きをかけ、練習に取り組んでいきたい。
次戦の相手は日本体育大学である。ディビジョン1グループA残留のためには絶対に勝たないといけない試合であるため、部員全員で勝利へ挑んでいきたい。
(執筆 2年 及川寿暉)