1月8日(土)17:00より行われました第85回早慶アイスホッケー定期戦の結果報告をさせて頂きます。
 
慶應義塾大学オールメンバー
1. 振津(直)、田原、振津(青)、笹山、長谷部
2. 立島、永田、十文字、小嶋、赤坂
3. 荘(敬)、倉田、荘(晶)、若森、岩垂
4. 藤、下山田、箭野、池上、坂本
GK先発:及川 / 控え:木村
 
得点・シュート数
慶應義塾4(29)-5(38)早稲田大学
1P   1(11)-1(12)
2P   0(3)-3(14)
3P   3(15)-1(12)
 
反則
1P   16:35 #16永田 High Sticking
       19:30 #8  若森 Slashing
2P   13:34 #8  若森 Slashing
       15:27 #10田原 Hooking
       16:36 #16永田 High Sticking
3P 07:14 #3  立島 Checking to the Head and Neck area 
       07:14 #17箭野 Tripping
       09:12 #24十文字 Elbowing
       19:44 #16永田 Too many players on the ice
 
戦歴

 

去る、18日、ダイドードリンコアイスアリーナにて第85回早慶アイスホッケー定期戦が行われた。コロナ禍の中早慶戦開催に尽力してくださった関係者の方々への感謝を勝利という形をもって表すべく、そして、シーズンこのチームで出来る最後の試合を有終の美で飾るべく一同気合をいれて臨んだ。

第一ピリオド、序盤から相手に攻められる時間帯が続くもこの試合先発の1年GK及川寿暉を中心に安定した守りを見せた。しかし、開始8相手に一瞬のスキを突かれ、先制点を許してしまった。その後は4年DF岩垂彦樹の気迫のこもったプレーでゴールを守るなど一進一退の攻防で得点が動かない時間が続いた。そして、開始16分一人多いパワープレーのチャンスを得た本塾は、1年FW振津青瑚のリバウンドを2年FW田原輝志がゴール前で叩き同点に追いついた。その後は反則を犯しキルプレーのピンチを迎えるも4年FW振津直弥のシュートブロックなどチーム全員の体を張ったプレーでゴールを守り、1-1第一ピリオドを終え

第二ピリオド、パックキープすることが出来ず相手の陣地で長い時間プレーすることが出来なかった第一ピリオドの反省を踏まえ、必ず追加点を奪うべく第二ピリオドに臨んだ。序盤本塾は4年FW立島栞大のコーナでの粘りなどから相手の陣地でプレーする時間が増え、相手ゴールを襲った。しかし、相手ゴールを割るまでには至らず、反対にパワープレー中のパス回しのミスからパックを奪われ、痛恨の勝ち越し点を奪われてしまった。さらにこのゴールで流れに乗った相手に攻め込まれる時間帯が続き、開始11分失点を喫してしまった。その後は3失点目後から代わって途中出場した4年GK木村初穂を中心にゴールを守った本塾であったが、ピリオド終盤にも追加点を奪われてしまい、1-4で第二ピリオドを終えた。

第三ピリオド、後がない本塾はシンプルなプレーを徹底して、相手ゴールにパックを集めるという戦術の下このピリオドに臨んだ。すると、開始直後パワープレーで3年DF長谷部大地からパスを受けた3年DF笹山大智が逆サイドへとパスを繋ぎ、このパスを受けた1年FW振津青瑚の豪快なシュートが決まった。その後も果敢に相手ゴールを目指す本塾であったが、キルプレーのピンチで失点してしまい、またも3点差に突き放されてしまう。しかし、パワープレーのチャンスで1年FW振津青瑚のパスを受けた3年DF笹山大智が放った強烈なシュート相手GKに当たりながらもゴールへと突き刺さり詰め寄ったさらに、諦めない本塾はまたも得たパワープレーで1年FW振津青瑚のシュート性のパスに触った2年FW田原輝志のリバウンドを3年DF笹山大智が叩き、1点差に詰め寄った。その後も果敢にゴールを目指すもシュートを決められず、さらに試合終了間際に仕掛けた6人攻撃でも同点に追いつくことは出来なかった。以上の結果より本試合は4-5で敗北した。

本試合は、コロナ禍の中での早慶戦の開催に尽力していただいた関係各者に勝利という形で感謝を示さなけいけない試合であったが、あと一歩追いつくことが出来ず、今シーズンの集大成の試合を勝利で飾ることは出来なかった。しかし、この1年間常にチームを引っ張り続けた4年生が中心となり点差を離された時も誰一人諦めることなく戦い、最後まで手に汗握る試合を繰り広げることが出来た。そした、この試合を持って引退となる4年生を勝利で送り届ける事はできなかったものの今シーズン培った全ての力を出し尽くすことが出来た。3年生以下はこの悔しさを忘れず、来シーズンはより良い結果を残せるように、そして、必ず早稲田にリベンジが出来るようトレーニングを積んでいきたい。

 

(執筆 2年 田原輝志)