こんにちは。リックさんのペットこと2年の矢村行寛です。日頃からリックさんには沢山いじられてますが、実は僕がリックさんを可愛がっている事に滝さんはまだ気づいていないようです。
滝さんには塾高時代からお世話になっており、普段は長谷川さんとイチャイチャしているだけですが、試合では得点が欲しい時に決めてくれるチームのエースとして、いつも尊敬しています。滝さんとプレーできる最後の1年、絶対結果を残します。それでは本題に入りたいと思います。私は滝さんからの紹介にもあった様に、今年の春休みでウエイトに力を入れ、強豪チームにも負けないフィジカルを手に入れようと努力してきました。チームメイトからも「筋肉ついたな。」「からだ大きくなったな。」と言ってもらえましたが、それと同時に「どうして急にそんな努力したの?」「人って変わるもんだな。」といった、かつての自分の努力不足を思い知らされる事を言われました。そこで今回私は今だからわかる、どのようにして意識を変え増量できたのかを、僭越ながら話させて頂きたいと思います。私は小2の時にアイスホッケーを始め、中学、高校とアイスホッケーをしてきました。特に塾高時代、私は部の氷上練習、陸トレ、ミーティング、どれも自分なりに全力で行い、努力していたつもりでしたが、周りから「矢村努力してるな。」と言われたことはありませんでした。その原因は努力とは「相対評価」であり、「絶対評価」ではないという事でした。努力はチームメイトやライバル校の選手と差をつける為に行う事であり、自分の行った努力を周りもしていたら他の人と差をつけることはできず努力にはなりません。なので、まず大前提として部で行なっているトレーニングを全力で行いつつ、それにプラスで何か行わなければ努力にはならないという事に、私は今まではっきりと気づくことが出来ていませんでした。その事に気付かせてくれたのは昨年度の副将である大久保健介先輩でした。大久保さんは部の活動だけで満足していた私に発破をかけ、私の意識を変えようと色々な事をしてくれました。本当に感謝しています。「努力は相対評価」という事に気付いき、次に注目すべきは「努力の効率性」だと思いました。そこで私が努力の効率性を上げる為に注意した点が2つあります。1つ目がトレーニングを行う時の人数です。「トレーニングは器具の使う上での効率性」に加え、「一緒に行っている人が限界に達し、トレーニングを辞めてしまうと自分がまだ追い込みきれてないのに辞めてしまう」、逆に「自分が限界に達しても他の人が行っているからいつも以上に行う」という心理的影響、このように他人とするトレーニングにはプラスとマイナスどちらの影響も与え合う可能性がある事を考えると、ベストな人数は2人らしいです。なので私は自主トレはなるべく2人で行い、自分の限界を常に超えられるよう意識しました。2つ目がプラシーボ効果というもので、これは「偽薬を処方しても効く薬だと信じ込む事でなんらかの改善が見られる」というもので、心理的要素が薬やトレーニングの効果に影響を与えるという事を意味しています。例えば、BCAAやクレアチンを飲む時「これめっちゃ効果ある!」と思いながら飲むのと、「全然効果ない」と思って飲むのでは効果が全然違います。山中ヘッドコーチも日頃から「どうせやるならポジティブにやれ。」とおっしゃるように、せっかくトレーニングするのだから嫌々やるのではなくなるべくポジティブな事を考えながら行うようにしました。私は幸運にもあと3年間體育會でアイスホッケーをすることが出来るので、最後に笑って卒業できるよう、これらの点に気をつけながら日々精進しチームに貢献できる選手になりたいと思います。生意気な文章になってしまいましたが、最後までお付き合い頂き有難う御座いました。次回は部でトップクラスのシューターである3年瀧澤慎之督さんです。高身長でモテるせいか女性問題をいつも抱えているようなので、なにかあった時は瀧澤さんに相談することをオススメします。それでは瀧澤さん宜しくお願い致します。