
紛れもなく青春の1ページ、
溢れる才能で紡がれた楽曲に、
胸を熱くしました。
「愛は勝つ」が代表曲ですが、
はじめてコンサートで聴いた時に、
「なんてエネルギーに溢れた楽曲なんだ!」
と思いました。
太宰治の
「例え来ないのだとしても、きっと明日はくると思いながら眠るのが良いのでしょう」に近いニュアンス、
とにもかくにも、
"必ず最後に愛は勝つ"ということにして、
日々を過ごせれば。
「すべての悲しみにさよならするために」
「MAN」「まゆみ」
「今年もこうしてふたりでクリスマスを祝う」
………
数えあげたらキリがないですね。。。
特に個人的に、「すべての悲しみに〜」は、
最高のラブバラードの中の1曲だと思います。
日本で数少ない
本物のシンガーソングライターであり、
音楽家。
天才なのに、
最後まで味方でいてくださったような、
遠い存在なのに、身近に感じられる
楽曲やおしゃべりで、
青春を彩って頂きました。
ぽっかり空いた心の穴は、
埋めずにそのままで行こうと思います。
その空洞に、諸行無常の鐘はよく響きそうです。
KANさんありがとうございました。