大阪は宣言継続ながらも、吉村知事の段階的な休業要請の解除も発表されましたし、徐々に緩和されていくでしょうね。"自粛ポリス"も淘汰されていくでしょう。
大阪は連休明けくらいからは人の流れ自体はかなり戻ってきていました。
現実的に、経済的に、"もう限界"という赴きや、単純に緊急事態宣言に対する目新しさが薄れて、飽きてきた人達も居るでしょうね。
緊急事態宣言は、ウィルスそのものに対する警戒や対策である以上に、"人間"に対する対策、抑止力でもあったと思います。
若い頃は"性善説"であって欲しいと願ったものです。
ほぼ共感を得られないことを承知の上ですが、、、
神仏を善とするならば、人間を含む生きとし生けるものすべて神仏の子、というマクロな観点で言えば善(厳密にはどちらでもない)という見方は出来ますが、人間という生き物単体では、そうは思えない事がほとんどであり、また、それ自体は悲観しても始まりません。
3月に埼玉の方で、5人の少年が、逃げ惑うホームレスの高齢男性に寄ってたかって石を投げつけ、殺害したという事件があったそうです。
ホームレスの男性は、日々空き缶を集め、図書館で仏教を学んでいたそうです。
神仏は許しても、人としての気持ちとしては、じゃりどもの動機がどうであれ、この卑怯で卑劣な犯罪者達に、納得のいかぬ腑に落ちない心持ちが正直なところでしょう。
しかし同時に、
"自分は絶対人殺しなどしない!"と思っていても、それは有り難いことに、自分の中にある吐き気をもよおすようなその魔性が引き起こされることのない環境に恵まれ、生かされているという理解と想像力が必要ではないかと思うのです。
その観点に立ってこその対策だと思います。
シチュエーションや時代が違えば、人殺しが正義にもなるのが娑婆ですから。
大事なことは、
そもそも偉くも賢くもない人間という生物、それぞれ違うんだ、ということを前提に、乗り越えられぬものの前で、せめて、まずは身近なところから、力を合わせて助け合い支え合うこと、声を掛け合い、身を正そうとすることだと思います。
……いや、小梅ちゃんは多分、自分の方が偉いと思っているかも!。。(〃_ _)σ∥

