リトル・リチャード | 松本景の Pianissimo diary

松本景の Pianissimo diary

音楽の事、お寺巡り、猫との暮らしなど、日常の些細な事まで、徒然なるままに記した日記です♪



僕は学生の頃、先生の指導方針で、"日本語でJPOPを歌っていくにしても、その音楽的なルーツや歴史は向こうからなので、そこを勉強して技術を修得する方が手っ取り早い"ということで、アメリカやイギリスの音楽などを勉強しました。レッスン曲も、自由曲ではありますが必ず洋楽曲。僕はその頃からエルトン・ジョンを主に演奏していました。
そのエルトン・ジョンが、特にロック寄りのピアノプレイにおいて大きく影響を受けたというリトル・リチャード。
僕はリアルタイムではないですが、そういうわけもあって、よく聴きました。僕の音楽性とは違うのですが、一種の憧れがありました。
時に狂気的にシャウトしながら、ピアノをパウンド(叩く)する"ロックンロール"に、スピリットを感じました。妖しく光るロックの巨星は、多くのミュージシャンに影響を与える手の届かないスーパースター。

レイ・チャールズも、アレサ・フランクリンも、ジョージ・マイケルも、フレディ・マーキュリーも、ジョン・レノンも、マイケル・ジャクソンも、ホイットニー・ヒューストンも、エルヴィス・プレスリーも、そして恋しいカレン・カーペンターも。。。

音楽の歴史は、技巧的な側面やビジネス的な側面、録音技術の進歩等々、色んな側面がありますが、大胆にひとことで言いますと、スピリットの継承にあると思います。

リトル・リチャードとそのスピリット、生きざまに敬意を。
ご冥福をお祈り致します。