リスペクト洋楽女性編♪ | 松本景の Pianissimo diary

松本景の Pianissimo diary

音楽の事、お寺巡り、猫との暮らしなど、日常の些細な事まで、徒然なるままに記した日記です♪

はっきりときっぱりと、
女性編は1人です。

楽曲単位では色んなシンガーが好きですが、
この人と同列には語れません。

カレン・カーペンター、
正真正銘の歌姫です。僕にとっては。
どんな時にも寄り添ってくれる、
カレンの優しい、アルトの声が大好きです。

別に派手じゃなく、見せつけるでもなく、
奇をてらうわけじゃなく、ごく自然に、
その1フレーズが美しいのです。
例えば、特別じゃない、
当たり前の朝の挨拶、
「おはよう」に、小鳥や花が喜んで
応えるような。
それが、"歌"だと思うのです。

カレン自身は、波瀾万丈な人生を歩み、
幸せとは言えない結婚生活の末、
離婚届けを提出しようとしたその日に、
摂食障害からの心不全で、
早すぎる死を迎えました。
が、、、
晩年の歌声さえ、微塵もそれを感じさせぬ声。
カレンの優しい声は、子供に語りかけるような、
娑場に咲いた花のような、何かをたしなめるような、
ただただ、美しい歌声です。

カーペンターズの音楽は、
ディープではない、とか、鼻歌のようだ、とか、
軽くライトな音楽だと揶揄する批評家もいます。
とんでもない!!
勿論好き嫌いはあれど、、、
カレンの生きざまそのものが音楽であり、
誰の耳にも、心にも、さりげなく寄り添えるような
音楽に、批評など不要です。

たぶん、カレンの歌が根底にあるので、
僕はあまり、大きな高い声で絶唱する感じより、
やさしく歌いかけてくれるような歌が、
単純に好みなんですね♪

カレンベタ褒めの恋文のように
なってしまいましたが(笑)

オススメ曲
全曲。

カレンの歌声は曲を選びません。
曲がカレンに歌って欲しがっているよう。

ただ、カレン自身は、
「I Need To be In Love」邦題"青春の輝き"
を、こよなく愛唄していたそうです。

輝きを失わない、
カレン・カーペンターの音楽に、
敬愛を込めて。