やはり自分に思い当たるから | タマラ アクティベーター キョンの 『私を生きる!』

タマラ アクティベーター キョンの 『私を生きる!』

「タマラ」はあらゆる陽の素。
2002年にタマラを取り込める体となってから、目の前が色濃く、自分の輪郭がくっきりと変化してきました。
タマラは体を、そして何より心を元気にします!
誰でも望めば、アクティベーションを受けることができます。

どうしても、教えてあげたいと思ったから、と掛かってきた電話の内容は、
少し前に亡くなった方の、噂話だった。

嬉々として語る方は、楽しかったのかもしれない。
そして、聞く私の方は、、
うん、興味がないと言えば嘘になる。

へぇー、びっくり!
と言うことばかり。

でも、聞いていてだんだんと悲しくなってしまい、
とうとう、

「どうして私にそれを話すのですか?」
と尋ねてしまった。
多分に非難の思いも混じらせて。

なぜなら、その故人には、好意を寄せていたから、まんまと騙されていた、というのはかなり堪えることだったから、

話す方は、いろいろな理由を出して説明してくれたのだが。(まさに”説明”という言葉が相応しかった^^)

それを聞きながら、私には昔の記憶が甦ってきていた。
国際空港の待合室、
私はある人の人伝の噂話をしていた。
とても尊敬する人に向かって、
共通の友人であった、ある人が、
私たちに酷い裏切りをしたのだと、
切々と訴えていた。

私は、それを、尊敬する人に教えてあげなければ!と思って話した、のだけど、、

本音を言えば、
尊敬する人と話をする話題としたかったことと、
その裏切りの噂話を、誰かに話すことで、
自分の心の重荷を下ろしたかったのだ。
その重荷が、そのまま、尊敬するその人にドサリと下りることにも頓着せずに。

私はあの時、途中で自覚しながら話していたっけ。尊敬する人は、ただ頷き、相槌をうちながら、そう、そう、と聞いてくださった。
私みたいに、非難することもなく、ただただ受け止めてくださった。

あれから、10年以上も経って、
あの時の私の行動の浅はかさが分かります。
あなたの為に、の押し付けがましさと、
いくら誤魔化しても、
誤魔化しきれない独りよがりと。

いつかわかる日が来ると、
思ってくださっていたのだろうか。
それとも心の中では、軽蔑していたんだろうか、、ないな笑

尊敬する人に褒められたくての、
カッコ悪い行動の数々を思い出して、
しかし、ただただそんな自分が愛おしい。

たくさんの失敗も、
こんなに時間が経ってからでも、
しっかりと反省することもできる。

私は、してもらったことを、
別の人に送ることは出来なかったけれど

本当の優しさは
相手にさえ気付かれないことなんだと分かってしまうと、、
すぐに、結果を出して、褒めて欲しい私にとっては、なかなか困難なものだと思う。

自分で自分を褒めて認めていくとしよう。


さて、冒頭の話ですが、
散々に言われた故人ではあるが、
私の故人への思いは全く変わらず、
故人の言葉にはたくさんの嘘(というより、誇大広告的な)があったとしても、
故人のありのままの姿は、
私にとっては変わらないものであったことが嬉しかった。

亡くなっても、やはり、
魅力的な人であり続けることは変わらないし、記憶の中のその人を見返したい思いも変わらない。

この胸の中に、確固としたものがあれば、
噂話はそれを揺るがすことは出来ないとも知り、それも嬉しい発見だった。