今日は完全オフで、
家にこもっています。
テレビと本とネットと。
さっき、「アルプスの少女ハイジ」の一挙放送を観てたんですが、
ちょうどハイジがデーテおばさんに騙されて、
フランクフルトに連れて行かれる回でした。
いつも、この極悪人デーテめ!!
と思っていたんですが、
デーテおばさんは、
文明人の象徴のようです。
自然と調和して暮らす人に、
そんな暮らしは違う!
便利で素敵な暮らしを教えてあげよう。
みたいな。
多分、デーテおばさんは、
本当にハイジの為を思っているのかもしれません。
山奥で暮らすより、都会のお金持ちの家で暮らす方が幸せだと思っているから。
これって、植民地作る侵略側の考えみたいだとちょっと思いました。
(もっとも、侵略される側のことは考えてないかもしれないですが)
自分たちの方が優れているのは間違いない、と思うから
そう出来るんではないかなあ、と。
ハイジだって、都会に出て、
教養と人脈を得ています(笑
つまり、文明人側から見ると、得もしています。
都会の生活を知り、
なお、山での暮らしを選んだんです。
おじいさんとハイジの絆も、
より深まったと思います。
それもこれも、
騙されてフランクフルトに連れて行かれてこその人生の拡がりです。
デーテ極悪人説を引っ込めます。
あの人はあの人なりの価値観で生きている。
それでも、ハイジは、
自分の価値観を持ち続け、
それを貫き通したから、
周りの人を、みんな幸せにしているのだと思います。
まっすぐに生きてる人は、
皆そうなのかもしれない。
ハイジは空想の中の人だけど、
そこに真実はあるのだと常々思います。
なぜ天真爛漫なヒロインやヒーローが好まれるのか、
それは、その人の近くにいると、
自分らしく生きることへの欲求を呼び覚まされて、
皆が自分らしくなれる。
つまり、
自分らしく生きることこそ、
幸せだということだと思えます。
自分らしく生きたい人へ。
とってつけたみたいー(^◇^)
でも、本当にそんなエネルギーです。