お金の使い方を考える | タマラ アクティベーター キョンの 『私を生きる!』

タマラ アクティベーター キョンの 『私を生きる!』

「タマラ」はあらゆる陽の素。
2002年にタマラを取り込める体となってから、目の前が色濃く、自分の輪郭がくっきりと変化してきました。
タマラは体を、そして何より心を元気にします!
誰でも望めば、アクティベーションを受けることができます。

タマラ アドバンストプラクティショナーのキョンです。

久々に明け方まで夢中で本を読み、

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達成感ありました。(子供向けですが^^;)

有名な物語だし、何度もいろんな話の下敷きになっていると思います。
今回、自分の視点の付け場所が変わったことに気付きました。

子供の頃読んだ時は
物語の奇想天外さや、
悪者が懲らしめられて、
主人公が幸せになることでのカタルシスを感じていたと思います。

今回、目を見張ったのは、

お金の使い方。

主人公は、裏切られて陥れられて、
長い間地下牢に閉じ込められながら、

その環境で知識と教養を身につけ
一生使いきれない財宝を手に入れる。

(この時点で、読者は思う、に違いない。
そんな目にあったんだから、
いいよいいよ、
財宝を手にしても、
その資格は立派にあるよ。)

そして、自分のやりたいことのために、
惜しみなくお金を使って
裏切りへの復讐を成し遂げる。

それだけなら、この物語が古典となって残ってないだろう。
彼は、復讐以上に、そのお金で、
人助けや社会貢献ばかりしているのだ。

お金の使い方は、おそらくだけど、
一件につき、相場の10倍から100倍くらいという圧倒感。

もう、効果的にばんばん使う。
そこまでやるのか?!くらいに使う。

誰でも一度くらいは、
使いきれないお金を手にしたら、
自分は何に使うのだろう、
なんて考えたことがあると思う。

私もある。
この物語を読んでいて、
本当に良いお金の使い方をするには、

人間として成長していることが
絶対に必要なんだな、と思えた。

良い使い方、というと、違和感があるな、
納得できる満足できる使い方かな。

その一つが復讐ってどうよ、
とも思うが、
それは、時代や環境により、
これだけは譲れないというものはあるだろう。
ナポレオンが皇帝を追われ、エルバ島にいた頃から始まる物語なので、

そう言えばその頃のフランスは、
すぐに決闘が行われていたように、
命を懸けて名誉を重んじる時代だった。

地下牢に一生幽閉されるという状況下で、
生きる目標を持っていた、
それが復讐だったということだと思う。


そして、私が使いきれないお金を手にした時、自分を幸せにする使い方ができるのだろうかと考えることになった。

物語は、創作ではあっても、
それぞれの関心事に触れてきて、
自分を問われることになるものが、
名作と言われる所以なのだろうと思います。