タマラ アドバンストプラクティショナーのキョンです。
昨日の朝、最近仕事で良く通るようになった道を車で走っていた。
昔、賑わった港町の谷間のような道。
ふと、電信柱の表示が目に飛び込む。
「カボチャ」「美術館」
とっさに大事なことだと判断し、
この場所を覚え込む。
その後に、さて、なんだったかな?
?!そうだ!!
いつか展覧会に行って、
圧倒された地元の画家、
川原田徹氏、
氏のテーマがカボチャだ!!
氏の拠点がこの街にあると
聞いたことがあるような、、、
書くと長いが表示を見てから
ここまで一秒くらいの間。
脳ってすごいな。
それから仕事をして、
午前中で続けられない状況となる。
そして、帰ろうとして、
朝来た道を通りつつ、
朝の表示を探す。
いつもの道から、細い道に曲がって入ると、、
そこには、カボチャ色の洋館が建っている。間違いない。表示を見るまでもなく、
これに違いない。
ひっそりしてるし、外から明かりも見えないし、、でも、、
勇気を出して、ドアを開けると
開いた。
こんにちは~今日は開けられてますか?
と聞くと、
中からとても上品なご婦人が現れ、
「扉が開いたということは、
『開いている』ということです。」
と静かに仰る。
こ、この雰囲気、魔法か、異空間か。
ワクワクが溢れる!!
そして、その後、
私は独りで、その空間と、
たまらなく好きな絵を堪能する。
一度観たなら、こびりつくような(笑)
緻密な細密な、
限りなくカボチャなその作品の数々。
広い縁側のようなスペース、
素晴らしいレトロモダンな椅子に掛けていると、
先ほどのご婦人が、冷たいミントティーを入れてくださった。
私は、いかにこの絵が好きだったか、
興奮して話しかける。
ご婦人は、この洋館の歴史や、
取り壊される寸前で
多くの方の善意で残され、
このような美術館になったことを
話してくださった。
さて、帰ろうとしていると、
少し離れた海沿いの街で、
とても形よく出来たから、
と大きなカボチャが届けられた。
とても温かいものに満たされて、
私は美術館を後にした。
美術館の名は
「カボチャドキヤ国立美術館」
土曜日と祝日の11時から16時まで、
ボランティアの方の手で開館されている。
さて、題名の、直感は掴みたいことを掴む
というのは、
私の意識はわかっていなくても、
そうじゃないところで、
この美術館のことや、
この日開館してることや、
あの時間でないと行けなかったことや
私の目が情報をとらえて、
行動に移すと、
まるで奇跡みたいに
スムーズに、しかも
すごいワクワクな体験ができたこと。
いつも通る道の横に、
宝物があったこと。
それに気づけたこと。
いつでも、またそこに行けること。
私の人生にまた一つ
豊かさが増えた。
大げさではなく、
本当のこと。