ブラジル3年間で行方不明20万人超?! | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

渡豪してすぐに、子供達の通う

ビーチのそばの地元の小学校で

仲良くなったOZのママ友さん♪

なぜ英語もよく分からない私が

彼女と仲良くなれたかと言うと

「初めから日本語で話しかけてくれた」

からなのでした〜!!(なんなら

流暢な私の地元の関西弁で😲!)

 

実は彼女 もともと高校から海外に

留学するつもりで色んな国に申請して

(第一希望はヨーロッパだったそう)

たまたま日本が1番早く申請が通ったので

日本に留学しちゃったそうです。

その日本の高校生活が 思いがけず

楽しくて その後 私の地元の関西の

有名国立大学も卒業しちゃった

という才媛だったのであります。

彼女のおかげで、色々オーストラリアの事

を知りました....と言いたい所ですが

彼女曰く「こっちの高等教育を

英語で受けてないからOZの

ネイティブと話すのドキドキ」という

”まるで日本人”なOZでありました。

 

そんな彼女でありましたが その後の

人生も波乱万丈。大学卒業後に旅した

インドで一度結婚し、すぐ離婚。

その後 このオーストラリアのビーチで

ブラジル人の年下超イケメンと出会い

長男のデキ婚、そして次男も出産。

彼女はCBDの大手銀行で働き

多忙な彼女の代わりに いつもパパが

子供達の送迎や誕生日会に出席。

まさに これぞイケメンの育メンさん♪

「カッコイイ旦那さんと可愛い息子さん

2人もいて、大手銀行でバリバリ働いて

日本語もペラペラ、羨ましすぎる〜」

と、こちらで母子家庭の私はいつも

羨まし〜く思っておりました😀

 

ただお若いイケメン旦那様

子供達のお誕生パーティーに必ず来て 

ただ酒を飲んで帰る お気楽な

"お兄ちゃん"みたいな感じで

チラッとお話をすると 瞳の奥が暗く

お顔の割にちょっとダークな「闇」を

感じる事もあり なんだかたま~に

腑に落ちない所はあったのです。

彼の艶々な色気のある外見に反して

ママ友は日に日に疲れてやつれていく

そんな風に感じていました。

 

ある日、彼女は「最近夫婦で

カウンセリングに通いだした」と

言い出したので「え?どした?!」

と話を聞いてみると、そのパパさん 

その優秀なママ友の援助のおかげで

オーストラリアの専門学校も行って

市民権も獲得。「さぁ働いて!」

というと「好きな音楽の仕事がない」

とバイト程度しか働いてくれず

 子供達の小学校の送迎だけして

あとはビーチに遊びに来る女性達と

浮気を繰り返していたそうなのです。

そんな裏事情はツユ知らず

素敵なカップル♪と羨んでおりましたが

そんな大変な事になっているとは?!!

 

さて、彼女によるとここオーストラリアでは

離婚する前に、必ず夫婦で

まずは「カウンセリング」

に行かされるとのこと。

そのカウンセラーさんが双方の

言い分を聞いて

「こうしたらやり直せるのでは?」とか

「これはもう離婚した方が2人の為?」

とか第三者的に判断してくれるとか...

彼女は別れたくなかったようですが

若い彼は「市民権」も得て もう

彼女の助けが必要なくなったのか??

離婚一択だったそうです(薄情者め!!むかつき)

 

さてさて、彼女が離婚したくない

驚きの1番の理由は何かといいますと

 

「旦那さんが子供を連れて帰郷する時

ブラジルが危険⚠️な国過ぎて

白人ぽい外見の自分の息子達が

誘拐されて売り飛ばされるのでは?!」

と心配していた事です。

 

今までもそれが心配で、旦那さんが帰る時は

行きたくなくても必ずお休みを取って

付いて行っていたそうなのです。

 

「ブラジルってそんな危険なの?!」

 

「そーよ、旦那なんて親戚に2回も

誘拐されてるし、お兄ちゃんも1回」

 

「え〜😲!! 1人で2回も?!

それも親戚に?!誘拐がそんなに多いの?!」

 

「多い多い。特にウチの子達みたいな

白人の子は売られる可能性も高いから

誘拐されやすくてすごく危険なの...」と

 

ネットでリサーチしてみますと

日本のYAHOO!ニュースでは

 

 

「ブラジルの治安フォーラムが発表した

「失踪者地図」によると、2019~21年の

3年間で失踪者は20万人超で 

1日平均183人が行方不明になっていたと

アジェンシア・ブラジルなどが報じた。

全国規模の登録システムが機能していない為

実際はもっと多い可能性がある上

19~21年に発見された不明者は11万2246人のみ」

 

という、にわかには信じられない

ニュース!!3年で20万人?!

1日183人って….そんな国でどうやって

子育てすればいいんでしょうか??

 

そりゃ 幼少時に2回も誘拐されたら

(それも親戚に....?!) 誰だって

心に闇を抱えても仕方ないかも...🤔と

彼にもちょっと同情してしまいました。

 

ただ ママ友は 貯金も多く

ビーチに家も所有しているのですが

彼は貯金も何もなく 離婚となると

何もしないで浮気だけしてきた彼に

彼女の財産半分がそっくり

持っていかれてしまうのと

彼が「ブラジルの親や親戚に

子供を見せに連れて帰りたい」

と言うのですが 子供達まだ可愛い小学生で

誘拐の危険が大変高いので彼女は嫌がり

 2人はなかなか合意する事が出来ず

彼はお金もないのに ママ友から貰える

財産を当てにして お高い優秀な弁護士を雇い

離婚を有利に進めようとしていて

側から見ていて実に「ナスティー=

Nasty(不快な、いやらしいのスラング)」

な離婚騒動なのでありました。。。