犬の動物実験施設・繁殖施設について | 日本動物愛護教会のブログ

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すべての動物虐待を一日でも早くなくしましょう!虐待行為に例外はありません。

$ ケイの頭ん中  ~偽りの笑顔で~   -1

転載記事です 2011年


転載歓迎 (海外Great News)

イギリス・イーストライディング地方でビーグル生産施設計画にNO!
 http://helpanimals.jugem.jp/?eid=234

アメリカ企業Marshall Farmsが所有するB&K Universal社がイギリスで動物実験に使うためのビーグル犬を生産する施設の建設を計画していましたが、先日イギリスのベヴァリーの州庁舎で行われたヨークシャー・イーストライディング地方議会で建設計画が否決されました。

計画では2000匹のビーグル犬を保有する施設を作るもので、建設されればイギリスの動物実験施設へ送られることになっていました。

イギリスの動物権利団体NAVAは中止を求めてキャンペーンを行ってきており、今回の決定を歓迎しています。

  

NAVA HPには細かいことは書いていませんが、Marshall Farmsは、動物実験に使うためのフェレットを生産している大手ブリーダーです。

日本では動物実験用の動物生産企業は、ノーサンビーグルという名前で生産している日本農産工業株式会社や、 TOYOビーグルという名前で生産しているオリエンタル酵母工業株式会社など多くの企業があります。

 

日本では現在、年間20000頭ほどの犬が使われていると思います。
日本の動物実験犬についてはこちらもごらんください。
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/dog_canine.html


日本では以前沖縄県に計画された世界最大の実験用マーモセットの繁殖施設計画をJAVAさんが撤回させました。

ただ、その後この施設は場所を変えて作られたと思います。

マーモセットは実験動物中央研究所にはマーモセット研究部があり、脊椎損傷モデルなどを生産しています。
つまり脊椎を外科的などで損傷させているということです。

また国立精神・神経医療研究センターでもマーモセットを使っています。
霊長類全般でいえば京大の霊長類研究センターがあります。

 

日本では年間10000頭ほどのサルが動物実験に使われていると思います。
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/monkey.html


イギリスでは今後B&K Universalが次なる施設建設場所を求めて違う場所に建設するのか注目されます。
日本からもおこせるアクションがあればご紹介していきます。


日本では化粧品の動物実験さえまだ行われており、医薬品、外科手技訓練、教育の場での解剖目的の実験、化学薬品、農薬、再生医療など多くの動物実験が”自主規制”の元なされています。
つまり利害関係のない第三機関のチェックなしに行われています。

動物実験は今も行われています。狭い檻にいれられ毒物を与えられ苦しむ様子を観察されたりしています。

 


動物実験を聖域のままにさせないために、動物実験の代替研究に資金投入してもらうように、またそういう研究者の人材育成のために補助金などを出してくれるよう、国、県、文部科学省、厚生労働省、経済産業省や政治家へ意見を出してください。

企業や研究者は、ほかの人より早くいい研究・製品を出すために動物実験をしたりします。
代替法で動物実験同様の評価ができるようになれば、企業も行政も変わってくると思います。

動物の福祉・権利が一歩づつ進むように普段から誰でもができるアクションとして意見を送ることを心がけましょう。

あなたにできること
http://www.all-creatures.org/ha/jikken/ActionForAnimals.html

ニュース記事 NAVA HP:
http://www.antivivisection.info/archive/2011/bku-refused.html

動画: これが動物実験です
http://youtu.be/6vXfN663Kl4



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