突然亡くなった友達の樹木葬に参列して来ました。
何かエピソードや思い出話があったら
手紙を書いて下さい、セレモニーの時に読みます
と娘さんから連絡をもらいました。
樹木葬ではお花もお供えしてはいけないそうなので、せめて弔辞を、と思い、私も下手ながら手紙を書きました。
なかなか気が重かったんですけどね…
なんだか気持ちが塞いでしまって。
でも、真心を込めて、友達への感謝を伝える事が出来たと思います。
そういった弔辞の中に、私と同じ様に、彼女の頑固なまでの意志の強さと努力と、それを苦とせず、頑張ることを楽しみに変える力に出来る人だったと紹介する人がいて、
セレモニーの後にお話したら、その人は彼女の一番下の弟さんでした。彼、ヴォルフィーは、彼女の事をよく面倒見に来てあげていたんです。だから、彼女の姿を間近で見ていて、応援する、というより、逆に勇気をもらったよね、と分かり合える事が出来ました。
今日、私、彼女に良いことしてあげられて良かったな、と思う事が一つありました。
ドイツでは葬儀の時、故人の写真を載せた小さなカードを配るのですが、その写真に、私が彼女の誕生会で撮った写真が使われていたんです。
あの日の彼女は、薄っすらお化粧して、お肌も艶やか、瞳も輝いて、とっても綺麗だった。
ちょっとはにかんだ優しい笑顔の、鼻筋がスッと通った美しい斜めの角度のポートレート。
我ながら、良い写真撮れたな(o^^o)って思っていたんです。
それを遺影に使ってくれました。
彼女はなんて言ってるかな?
部屋に彼女のもっと若い時の美人さんの写真があったけど、あっちの方が良い!って言ってるかも。
頑張り屋で明るい彼女を友達に持てて、少しでも彼女の人生に関われた事に感謝します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。