友達夫婦が一緒にドライブ行かない?と誘ってくれたので、フットワーク軽く二つ返事で連れて行ってもらいました♪
このご主人、病気で長く外出出来なかったのですが、12月初旬元気になって、夫婦でまた色々お出掛け出来るようになったんです。(o^^o)
まずはadidasのアウトレット!
特に買う予定もなかったのですが、外用のテニスシューズがくたびれていたのを思い出し、テニスシューズ、特別セールだった白いスニーカー、スポーツ用ソックスを自分に、
猫のシャオちゃんとお留守番の夫にも靴下のお土産を買って、
定価約230ユーロのところ102ユーロでした。
まぁ、こんなもんでいいんじゃないですか?
ってことで次の目的地はレストラン。
この辺は鯉の養殖が盛んで、養殖の池がたくさんあります。
このレストランは鯉の他、ジビエ料理(狩猟で獲れた野生動物)が名物みたい。果物のリキュール、ブランデーの醸造所も経営しているので、お酒もズラッとこの品揃え!∑(゚Д゚)
私は鯉のフライ
ご主人は野うさぎのソテー
友達は鹿の煮込みを注文しました。
美味しかったんだけど、すごいボリュームで∑(゚Д゚)流石の、普段よく召し上げるご主人も^_^;残してテイクアウトにしていました。(完食した私はなんなんだ?)
リキュールをお土産に買おうかな?と思ったのですが、今度夫と一緒に来た時にします♪
次の目的地は、友達夫婦がクリスマス休暇に泊まったホテルで知り合ったご夫婦が経営するパン屋さん。
ここでケーキとコーヒーを頂き、休憩中のご主人を起こしてもらって少しお話して(奥さんはお店の切り盛り)お暇するとばかり思っていたら、
ご主人がお店裏のパン工房を見せて案内してくれたのです!!!説明もとっても上手〜
それもそのはず、ご主人は時々パン職人マイスターの試験官もやってるんですって。
1950年からある機械で正真正銘手作りパンと自家製ケーキを作っているんです!
毎日朝3時から働いて、週末は0:00から(パン屋さんは日曜日も開いています)ですって(*_*) イースター、降誕祭、夏休み、クリスマスにそれぞれ2週間ずつお店を閉める以外はずーっとですよ?!
生地を捏ねる機械もレトロ
大きい生地はここでベンチタイム
小さいパンは生地を伸ばしてベンチタイム
成形してベンチタイム(写真は遠心機)
オーブンの横に温度40度の湿度70%で二次発酵させる場所があり、いい具合に膨らんだらこの棚に載せてオーブンに運ぶため板をひっくり返し
(パンはなく、真似だけ)
オーブンにベルトコンベアー式にカタカタ入れて行きます。
上段下段で異なる温度で焼ける、このオーブンは1991年から33年間信頼して使っている相棒。
こちらは生クリームのホイップ機。泡立て器の大きさを見て下さい。(*≧∀≦*)
まるでパン工房博物館みたいでした〜(*゚∀゚*)
こんなに手間暇かけて、職人の技で作ったパンとケーキは地元の人に愛され、私達が行った時もひっきりなしにお客さんが来て喫茶店も賑わっていました。
奥さんは朝4:30から起きて、午後もこうして接客してるんですって。ご主人は午後はテレビもラジオもコンピュータも、もちろん携帯も持ち込まず、お休みするそうです。
同時にいろんな種類のパンをこっちで焼いて、あっちで生地伸ばして、次のベンチタイム計って、、、って
どれだけマルチタスクなんですか!!!
((((;゚Д゚)))))))
さすが職人さん、こういうのがマイスターなんだなぁ〜って尊敬しかないです!(*゚∀゚*)
それに、工房がとても清潔でゴミや汚れなんかもすっかりキレイにお掃除されているんです。
保健局の査察も厳しく、ゴミの分別やゴミ置き場まで検査されるんですって。
でもね、後継者がいらっしゃらないんですよ…
だからこのご主人の代で終わりだそうです。(TT)
こういう技術を受け継ぐ人がいないなんて、宝物を捨てるのと同じ、ドイツはこんなことじゃ文化が廃れますよ!o(`ω´ )o
日本の方がもっと『ものづくり』に焦点を当てて、大切にしていると思います。
ドイツも伝統、文化、技術の伝承にもっと真剣に取り組んで、こうやって真面目に働いている立派な人達を大事にしてあげて欲しいです。
夏にまた来て、この辺りをサイクリングしようね、またお会いしましょう(*゚∀゚*)とお約束してお暇しました。
二人のお知り合いだったのに私までお仲間に入れてもらって、工房見学までして頂き有り難かったです♪
夫もパン作りするので一緒だったら喜んだだろうなぁ、もし機会があったら今度ね。(o^^o)
このパン屋さんで買ったパンとお菓子。夕方17:00近かったので、もうほとんど売り切れていました。
全粒粉パン、ハート型クッキー、三角のがクヴァークタッシェ(ヨーグルトみたいなチーズ入りの甘いパイ)と四角いのがショコタッシェ(ドイツ式チョコクロワッサン?)
今日はお腹いっぱいで食べられないけれど、明日食べるのが楽しみ!
連れて行ってくれて、どうもありがとう〜
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪