Netflixで公開されているBlondeを見ました。
言わずと知れた当代一のブロンド美女、マリリン・モンローの自伝映画です。ジョイス・キャロル・オーツ原作、アンドリュー・ドミニク監督。
マリリン・モンロー役のアナ・デ・アルマス
が本人そっくりでビックリ!∑(゚Д゚) キューバ出身の新進女優さんなんですね。素顔はそれほど似てないのに、ここまで似せるとは、さすがプロ、今後の活躍が楽しみです。(o^^o)
小説が原作なのでフィクション(チャップリンJr.との関係など)も含まれているそうです。公開されたばかりなのでネタバレは省いて、
と言ってもマリリン・モンローの生涯はあまりにも有名なのでは?それとも今の若い人は知らないかな?^_^;
まだまだコンサバだった50年代にあれだけのお色気を振り撒くのは、かなり勇気のいる事だったと思います。異性からは崇められつつも性対象として見られ、同性からは眉をひそめられたでしょうね、それでも必死に『普通の女性』としての幸せを求めていました。
おバカのブロンド美人というキャラクターは彼女をプロモーションする上でのキャラクターで、本当はとても頭の良い人です。そうじゃなければ、あれだけスターダムを駆け上る事は出来なかったでしょう。
私は、いかにも女を武器にする人は嫌いですが、マリリン・モンローに関してはそうは見えないんですよね。心がキレイで無邪気な人、可愛い人、守ってあげたい人、そんな風に見えます。
恵まれない幼少期を過ごしたため自己肯定感が低く、極度のファザコンだったという描写ですが、それが真実なら、周りから性的搾取され依存体質になるのも分かる気がします。容姿が優れていたばかりに、周りから搾取され、もてはやされ、追い詰められ、崩壊して行った、なんて可哀想なんだろう。( ; ; )
いや、可哀想過ぎるだろう!!!( ̄◇ ̄;)
映画見終わった後、良い心地がしませんでした。(~_~;)
真実は闇の中ですが、ケネディ兄弟が彼女の死に関わっていたと主張するドキュメンタリー(マリリン・モンローがアーサー・ミラーと結婚していた事で左翼とみなされ、時々意見していた事から危険人物として自殺と見せかけて殺された、という内容) も同じNetflixで見ました。 Blondeの映画の中ではもっと酷くて、二人は彼女を人間扱いしていません。もし全て真実だとして、悪い事をした彼らの最後も悲惨でした。
心と身体がボロボロになって36歳で急死した彼女ですが、その代わり名声を得て短くも華やかな人生後半を過ごしました。それが彼女にとって幸せだったかどうかは別として。
同じものをマイケル・ジャクソンにも感じます。二人が同時代に生きていたら共感し合って良い友人になったのじゃないかしら?(o^^o)妄想
もし機会がありましたらどうぞご覧下さい。