長倉圭井子事務所です。
文化祭、学園祭の講演会など、講演には様々な需要があります。
車座集会のようなところもあれば、大会場講義形式の場合もあれば、様々です。
経済学部経営学科ゼミにゲストで呼ばれて就職関連の話、マナービデオのトークスクリプトの監修等をしたこともありましたが、基本的には自身が講演形式で行ったり、教育関連には依頼者ニーズに沿った形での実施を、日本全国出張形式で行っています。
遠方からですと、直接的には充分に打ち合わせを行えずに本番を迎えることがあります。そのため「講演意図を正確に伝える」ということをぜひお願いしています。
一度だけ、レジュメなしで行うことになっていたところで、私が現地に行ってみたら、司会の最初の紹介で、私に知らされて準備していたテーマと、皆さんに事前告知されていたテーマが全く違っているもので、先方が間違えた依頼をしていたことがその場になって判明し、それでも聴衆は既に来ているので、その場でいきなりすべてを差し替えて45分お話をして事なきをえたということまでありました。
通常ありえないような話ですが、一度だけありました。他にも打ち合わせ時と現地へ行ったら、対象が異なる、人数がケタ1つ違っていた、ということもありました。
講演前に講師に直接会って話ができるのは、基本的に一度きり(または一度もない)と考えるのが妥当です。講演意図を説明したときに誤解を招くようだと、講演当日までその誤解は続くことになり、狙いとは違う講演内容となってしまいます。依頼する場合は、講演に関する項目を整理して伝えることをお願いします。
主なものとしては次の通りです。「講演目的・テーマ」「対象」「人数」「日時」「会場」「講演料金・謝礼」「資料やレジュメの有無」など。
準備も変わってきますので、上記の部分は、授業や研修のように確定人数に対して行うのと、公開での募集型で行うのでは異なってきますし、人数の予定の多少はあるのは見込んだとしても、情報の伝達をお願いします。
よろしくお願いいたします。