【備忘録:89372km】クルコン操作用にパドルシフト取り付け(前編) | けいランダーのブログ

けいランダーのブログ

最近スライドドアミニバンに熱い眼差しを送る自分に気付きながらも、子育てに向かない三菱アイとパジェロジュニアの2台体制で頑張っている1児の父です。

こんばんは。
けいランダーです。

※この記事に記載の内容はかなり危険が伴うため、整備解説書をお持ちでない方、自信のない方は車屋さんに依頼しましょう。当記事を参考に作業し、万が一事故が起きたとしても当方は一切の責任を負いません。


割と色んな方が実施されているパドルシフトでのクルコンの操作。



先人の方の整備手帳を参考にデリカ用のパドルシフト(2401A004)を落札しました。
他に2401A001もあるみたいですが、素人には何が違うのか分かりませんでした。
ちなみに2401A008は取り付け部の形状が違うためポン付けは無理だと思います。
 


色々調べていると、みんカラのセレナに乗っておられるbobobodayoさんと言う方が3-drive REMOTEにてパドルシフトをスイッチ代わりに使われていたため、自分もテスターで確かめてみることにしました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2256841/car/1754726/3197053/note.aspx


まずはスイッチを押していない状態。



8.19kΩでした。



どっちか忘れましたが、スイッチを押すと1.46kΩ



そしてもう片方のスイッチは0.25kΩ


これらの情報を元に8.2kΩと1.8kΩ、0.27kΩの抵抗を用意して並列の回路を作成。
そして全部作り終えた後に1.46kΩが必要な回路はbobobodayoさんのように抵抗が直列になるように作るべきだったことに気付く。とりあえず両方のパドルを同時に引いた際0.39kΩほどになるので大きな問題にはならないだろうと信じて諦めることに。



整備解説書には「バッテリーのマイナス端子を外してから60秒以上待って作業すること。また、外したマイナス端子は絶縁すること」と書いていたので、液量の確認も兼ねてバッテリー自体を取り外しました。

念のため10分以上待ってから作業開始。



まずは下にあるカバーを外してコネクタを取り外し。



エアバッグモジュールコネクターは白い部分を下にスライドさせて外します。



続いてハンドルの左右にあるトルクスボルトを緩めます(結構硬かった)。

このボルトはどうも抜け止めがあるみたいでいくら回しても取り外せませんでした。




そしてエアバッグモジュールを慎重に取り外し、取り外したエアバッグモジュールはパッド面を上にして置きます(多分誤爆した際にエアバッグモジュールが吹っ飛んでいくリスクを下げるためだと思います。パッド面を下にしたらエアバッグが展開するとモジュールが持ち上げられてしまうので)。

続いて真ん中のナットを緩め完全には取り外さないようにしてステアリングプーラーを使用し取り外します(※整備解説書にも記載されていますが、ステアリングを取り外す際は必ずステアリングプーラーを使用してください)。アストロのプーラーに付属しているボルトはインチ規格なので上手くねじ込めず(無理にねじ込むとねじ山が壊れる)、別途用意したM8ボルトを使用して取り外しました。



ステアリングが外れたらナットを完全に緩めてクロックスプリングが回らないように気をつけながらステアリングを取り外します。



続いてコラムカバーを外すために、イグニッションノブとノブが取りついていたところにあるプラスチックの部品も外します。



アンダーカバーも外したあと(僕は外さずにやりましたが)コラムカバーの下側にあるボルト2本を取り外し、コラムカバーを取り外します。上側のコラムカバーはメーターカバーを先に取り外しておいた方が外しやすいかもしれません。


写真枚数の関係で前編はここまで。残りは後編で。