【備忘録:96820km】フロントロアアーム交換 | けいランダーのブログ

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最近スライドドアミニバンに熱い眼差しを送る自分に気付きながらも、子育てに向かない三菱アイとパジェロジュニアの2台体制で頑張っている1児の父です。

こんばんは。

けいランダーです。



あっ写真が(笑)

アイのトレーリングアームで疲れ果てたもののやはり気になりジュニアくんのフロントロアアームも交換してしまいました。

懲りずにまたまたジャッキアップせずにやろうとしたものの、ナックルからの切り離しがタイヤが邪魔で出来ず、ロアアーム付け根のボルトがスルッと抜けないので、結局ジャッキアップしました。


一応、全部のボルト、ナットは着地状態で緩めておいたので、ジャッキアップしてから全て外しました。



写真のテンションロッドのブッシュも同時に交換したいので、先にテンションロッド先端のボルトを外した後、アーム側の2本のボルトナットを外しました。
逆にするとテンションロッドが回転してボルトが緩めにくいのではないかと思います(実際にやったわけではないので不明ですが→助手席側交換時にやってみたらやはりダメでした。順番は先にテンションロッド先端のナットから外すべきですね)



テンションロッドの新旧ブッシュ比較
 



テンションロッドの新旧ブッシュ比較。これは前側。

テンションロッドを取り外した後、スタビリンクも取り外して、最大の難所ナックルとの切り離しに掛かります。ナットは完全に外さず、ナイロンロックが掛からず手で回るレベルまで緩めます。そしてナックルとの切り離しにはタイロッドエンドプーラーを使いましたが、久々に使うので感覚を忘れてしまい中々切り離せず1時間くらい格闘しました。
プーラーのボルトを締め過ぎるとプーラーが壊れるので、ググッと締めてプーラーのU字側の爪のお尻をハンマーで叩き、また締めて、叩いてを繰り返し何とか外れました。

上手く切り離せたら、最後にアーム付け根のボルトを抜いてアームを摘出します。

後は新しいアームを取り付け、根元に新調したボルトを入れ、ナックル側のジョイントを取り付けます。
なお、ナックルにジョイントを付けるときは、ジョイントの下側を上に押し上げつつナットを締めないとジョイントが空回りしてナットが締まりませんでした。
ジョイント固定用のナットは特に1Gとか関係なかろうと思い、この時点で秘密兵器を使い本締めしました。
後はスタビリンクとテンションロッドを取り付け、アーム根元のボルトに新品のナットを取り付け、タイヤも取り付けてから着地させ、最後に各部を規定トルクで本締めしました。


今回新調したボルトたち。
まずはアーム根元のボルト。



テンションロッドとロアアームを結合するボルト



ボルトの品番が小さいので拡大したもの。



スタビリンクのナットだけ部品を新調し忘れたため後日手配しようと思います。



続いて、翌日助手席側も交換しました。

こちらもが作業の写真が😅

要領は運転席側と同じですが、効率重視で今回はタイヤを外してから作業しました。

1Gでの締め付けもタイヤを外した状態で再現して行いました。


これで重整備は全て完了。