義母との思い出が蘇ってきています。
すみませんが、思い出話をもう少し続けたいと思います。
娘の七五三を控えた頃。
義母「七五三の着物はどうするの」
私「私の着物を娘も着ると言っているので、実家から持ってきます。」
そこまで拘っていた訳じゃないけど、母娘二代で袖を通すのって良いかなと思って。
娘に聞いたら「着る」と言ってくれたので、じゃあそうしようと決めていた。
(前撮りはスタジオの着物とドレスで撮影の予約済み)
義母「ああ、そうなの」
義母「東北のおばさんが○○(娘のはとこ)にって、七五三の着物を持ってきたんだわ。」
「でも、○○はもう用意したみだいだから、孫娘に着せるからって受け取ってきたの」
「正絹の良い着物だから着させて」
あのー、私の話聞いてましたか?
娘は私の着物を着るって言いましたよね?
ちなみに、東北のおばさんとは、義母の妹のご主人の親戚の方。
もはや完全に赤の他人…。
その東北のおばさんの娘さんだか姪っ子さんだかのお下がりを娘に着せろということ。
断ろうとしたところで、何としてもゴリ押ししてくることは目に見えている。
相手の予定や計画が全部なし崩しになろうがお構いなしの自己中だから。
だったら「七五三の着物はどうするの」なんて聞いてくるな
私は「あー…。そうなんですね…」と、適当に濁して話題を終わらせるしかない。
そうして後日、東北のおばさんの娘さんだか姪っ子さんだかのお下がりが我が家に持ち込まれました。
しばらく着物が入ったたとう紙を開く気になれずに放置。
しかし、七五三が迫ってきたので仕方なしに開くと、、
めっちゃカビてた
小さな茶色い点が水玉模様のように全体に
ソッコーで義母に連絡。
カビのことを伝えると、
義母「あーそうそれなら着られないわ。そのまま返すからいいよ」
こうして当初の予定通り、娘は私の着物を着て七五三をすることができました
確かに、東北のおばさんのは仕立てが良い着物でした。昔の着物の方が良いし。
でも、やっぱり正絹って繊細だから保存とか気を付けなければいけない。
(私も成人式の着物をカビさせた経験がある)
今回はその扱いの難しさに救われました
それにしても義母さん、勢いだけでゴリ押しするのホントやめてくんね