⚫︎小野敬子ボーカル教室講師紹介2
こんにちは。講師の小野敬子です。
講師紹介をさせていただいています。1に引き続き、大学卒業後にゴスペルコーラスのレッスンを見学したところからですね。
その講師の方はジャズシンガーで、ものすごく魅力的なお声でした。
飾らず、感情がそのまま声に乗って、低音も高音も力強くて優しくて。
こんなナチュラルな歌が歌えたら・・・とポップスやジャズボーカルにのめり込んでいきました。
クラシックの発声では私は頭声を鍛える練習ばかりしていましたので、胸声で歌えるようになる練習をしました。
胸声は地声という言い方もしますが、とにかく使う声帯の部位が違うのです。
それまでよく歌いすぎて喉を痛めたり、風邪などの炎症で調子が悪くなっていましたが、地声を鍛えることで私の場合はとっても体が強くなった気がします。
風邪も以前ほど引かなくなりましたしね。
あぁ、声って全身に影響があるんだなと実感したものです。
一部を酷使するのではなく、全体をトータルに使えるようになると、音楽的なことやリズムにも神経が行き渡るということを、あらためて知りました。
また、ブラジルをはじめラテン音楽に傾倒し、音楽ジャンルごとの価値観や美意識の違いも勉強になりました。
ブラジルの女性シンガーは低音が美しい人が多いので、「声低くても大丈夫なんだ」なんて嬉しくなったものです。・
美しさの基準はたくさんあります。
なので、生徒さんの一番輝くところを見ていくということを大切にしています。
2008年よりジャズボーカルとしてライブ活動を始め、浅草・池袋・六本木・赤坂・新宿・高円寺・阿佐ヶ谷・などなど都内を中心にたくさんの先輩ミュージシャンの方と共演、精力的に歌わせていただいています。
ボーカルレッスンは、
2010年より当時住んでいた練馬区の音楽教室で子どもたちのピアノレッスンや、大人の方のボーカルグループレッスン
2013年からは読売カルチャーセンター及びブレスヴォイス研究所でボイストレーニング講座、ボーカルレッスンを担当
初めて歌われる方からプロの方まで、またハワイアン、ポップス、演歌、ナレーション、アイドルの方などなど他ジャンルにわたりレッスンさせていただきました。
発声に関しては、姿勢、呼吸、共鳴、声帯の鳴り方という大きな歌の柱があります。
それぞれの生徒さんが困っている点や、「高い声を出したい」などの希望に、この柱のうちのどこが足りないのか、どんなエクササイズが必要なのかという具体的な提案をしています。
パーソナルレッスンだからこそできることだと思っています。
ただ、発声は目的ではなくて手段だと捉えているので、その素敵な声でどんなことを表現したいのかということももちろん忘れてはいけません。
歌だったり、ナレーションだったり、お芝居だったり、表現するということは思っているよりずっと私たちにとって大切なことです。
オーバーかもしれないけれど、みんなが適切に表現してお互いを尊重できたらすごく幸せな世界になるだろうといいつも思っています。
身体がすっきりしました
楽しい
自分の声が嫌いじゃなくなった
と笑顔で帰っていただく姿を見るのが私にとっては本当に喜びです。
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