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(続き)


古本の売り上げは変動するし

唯一の身内は高齢で

何かあれば自分が面倒を

みなければならない

しかし田舎の人間関係に

入って暮らす自信は無い


母親を名古屋に呼んで

一緒に暮らす

お金も必要になってくる


孤独感や不安感は

強かったと思います


「カラダを動かし

呼吸を深めていくと

精神が安定するから

楽になる」とよく

笑顔で話していました


その後あの3.11


丁度ヨガの昼クラス

タイムでした


静かに横になって

会員の皆さんが

呼吸をしている時


名古屋でも「グラ~ン」と

船のような気持ち悪い

揺れが強く感じられました


彼も丁度そのクラスに

参加しており

その場では落ち着いて

いたのですが


自宅に戻りあの惨事をテレビで

繰り返し観たようです

精神不安が強く

出始めてしまいました


その頃から「経済不安」の

観念も強くなり

「知人から紹介してもらった

特別な水のビジネスがある

などと言ってパンフレットを

持ってきました


「そちらの勉強に集中して

収入源にしたい

またここに来ると

聴がきこえるようになった」


「だからスタジオに来るのを

しばらくは週4回から

週1回ペースにします」


「家で自主トレはしますから

先生は安心していてください」


と笑顔で話しました


ご本人の意思であり

強迫観念のある方は

人の助言を受け入れる事も

強い負担感があります


アパートで1人でいる時間が

長くなるほど幻聴が悪化する

ようにみえましたが


「わかりました。Sさん

いつでもお待ちしていますね」

と言うしかありませんでした


Sさんの場合まとめて

長期フリーパス会費を払っていたので

何回来てもお金はかからなかった

のですが


段々約束の週1回の日も

「予定が入りましたので」

「幻聴が家でもひどいから」などと

お休みされるようになり


ついには「先生、精神病院に

入院することになりました」

「携帯など没収になるし

面会謝絶ですが

心配しないでください」という

連絡がきました


「田舎の母親には心配

かけなくないから内緒です」

と言っていました


それから3か月後、突然

スタジオにSさんが

挨拶に来られました


病院は入院期間が決まっているから

一旦退院しすぐ再入院予定です

と説明されました


笑顔が出るSさんに

少し安心しました


「先生、また3か月後に

顔出しますね」そう言った

Sさんが最後となりました


3か月経ち4か月経っても

連絡の無いSさんの携帯に

電話をかけても連絡が

取れなくなってしまいました

(1年後以降も変わらずでした)


「独居生活」

「経済」

「孤独や不安」

「地域の連携」、、、


身近な方をサポートするどころか

自分1人の自立についても

不確かな自分について

省みることが多々あります


人をサポートする仕事は

自己の確立なくしてできない


と今は強く自覚しています


だから正直

カウンセリングやヒーリングを

行う機会がある事に感謝しつつも


そんな自分が純粋で健全で自立した

状態か自問自答し戒めているかもしれません


そして人様をサポートしたり

ヒーリングしたり

というお仕事は

やらせてもらいながら

私こそ多くのものをいただいている

そう今は感じております


自立し

身近な人のピンチには

小さくとも手を差し伸べられる

そんな自分で痛い


助け合える環境をつくりたい


と思います


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Olive