先週の日曜日。

朝から駅前に出て行く用事が出来たので、ついでに夕飯の買い物を済ませようとスーパーへ。


ふと目に付いたお菓子コーナー。



普段は足を踏み入れないような場所ですが、今日は小さい子供がよく食べているお菓子が目につきました目




そこで、原材料として何が使われているのかが気になって緊急調査を開始!!(笑)



何枚か写メを撮らせて頂きました天使




私が小さい頃からあったと思われるビスケットや、小さい子供がよく握って食べているウェアー、丸くてコロコロしたポーロ系などなど。



中にはビタミンや鉄分などが含まれていることをパッケージで上手に表現しているものも…。




さてその実態はというと…

*社名と商品名はモザイクで隠しますあしあと


まずは子供が好きそうな動物の形をした小さめのビスケット。

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これは私が小さい頃からあったので、私も食べたことがあるような気が…



ご存知の方も多いと思いますが、

原材料表示は、多く含まれているものから表示されています。

この商品の場合、1番多く含まれているのは?

小麦粉…

続いて砂糖…

更にはショートニングですアセアセ



オーマイガーガーン



小麦粉と砂糖が良くないことはいつもお伝えしている通りです。



では、このショートニングって何なの?




ショートニングとは、

いわゆるトランス型脂肪酸というもの。



マーガリンやスナック菓子などに記載されている植物油脂も同じくトランス型になっています。


トランス型の反対はシス型


シス型は加熱していないの状態。



油は製造過程において、

160度の高温で加熱することでトランス脂肪酸となり、200度では完璧なトランス型になるとされています。




今は当たり前のようにスーパーに並んでいる調理用の油達。




植物から抽出しているあの油、

なぜ腐らないのか?

油は酸化するはずなのに、なぜ透明なプラスチック容器に保存されているのか?




一般の方はあまり疑問に思わないはずです。





油と言うのは、本来生鮮食品であったはず。




種やナッツ、果物を石臼ですり潰して絞り出すので、手間も掛かるし一度にたくさんとれないし、とても貴重なものでした。


韓国ではその場でごま油を絞ってくれる所が今でもあったはず。



絞り出したそのオイルの中には、ビタミンやミネラル、酵素なども生きていたため、長期保存は難しく、冷暗所で保存しながら早めに使い終わらなければ腐ってしいます。



まさに生鮮食品だったはずです。



長期保存を可能にするには、ビタミンやミネラル、酵素は破壊しなければいけません。



そのために200度以上の高温、高圧によって栄養素を破壊してしまいます。


更には、生産量を増やし、コストを削減するために化学溶剤を使って抽出。



材料となる木の実や種などから一気にオイルを抽出するためには、溶剤抽出が最も低コストで早く抽出できる方法になるからです。



その化学溶剤の原料とは何かというと…


石油系のヘキサン・ヘプタンですガーン



その溶剤が残らないように、水とリン酸を加え、更に高温で処理し、溶剤を気化させます。



そして、脂肪酸の劣化臭を消すために250度の高温で長時間熱します。




こうして自然界には存在しない、

トランス型脂肪酸の出来上がりグラサン



という訳ですアセアセ



これがスーパーの陳列棚に長期間並べられていても腐らない調理用油の正体ですガーン




そんな油が調理用油だけでなく、

子どものおやつにも使われているんですガーン



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幼児用規格適用食品って書いてあるし…


それなのにショートニングに植物油脂でトランス脂肪酸のダブルパンチもやもや


おまけに1番多く使われているのは小麦粉で、膨張剤とか乳化剤とかも入ってて、最後の方にビタミン添加…タラー


私なら絶対食べさせたくないです…。




こっちはマーガリンも投入!!

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アメリカにはオーガニックでトランス脂肪酸0のお菓子がたくさん売ってるんですよね。



理由は、トランス脂肪酸に関する規定が厳しいので、使ってはいけない量というのが決まっているからです。



昨年あたりのニュースでは、

あと数年でトランス脂肪酸は全米で禁止にする方向ですよね。



しかし日本は、アメリカ人より摂取量は少ないから、という意味不明な理由で規制はしないそうです。


摂取量の問題ではなく、有害ならば規制するべきだと思いませんか?




これらの脂肪酸が体内に入った場合どうなるか。


エネルギーとしても満足に使えない、エンストしそうな車状態…。

身体を酸化させ、老けさせる。


子供の脳神経細胞に悪影響を及ぼすなど、多くのデメリットが…ガーン



お菓子を食べさせておけばおとなしくなるので、つい上げてしまうというお母さんも多いのでは…。


でもそれを続けてしまうと、数年後に大きなツケとなって帰って来ます。



そのツケが、健康面で回ってくるのか、もしくは精神面なのか。


とにかく身体も脳も狂わせる物質であることは間違いありません。



今は、子供でも動脈硬化が起こっている時代です。


1984年の北里大学の調査では、

交通事故死した子供達約400人を解剖し、子供達の健康状態を調べたところ、


5歳児55人中42人(76%)に動脈硬化の症状がみられた。

10歳以上では100%全員が動脈硬化の症状があったという、驚くべき結果です。




このデーターは以前もブログでご紹介したかもしれませんね。



1984年の調査データーですから、

その頃4歳だった私と同じ世代の子供達です。



子供がなぜ動脈硬化になるのか??



この結果からも、食生活の変化が深刻な問題を生んでいると言えるのではないでしょうか。



運動会や部活中に突然倒れて死んでしまうなどといった悲しい出来事は、

日常的に摂取している食べ物の栄養によって作られた結果なのではないかと思うんです。



私の父が34歳という若さでくも膜下出血を発症したのも同じく…


日常的にカップラーメンを食べ、

必要な栄養を欠乏し続けてきた結果であると私は思います。



今の時代は、自分で気をつけなければ知らないうちに危険な油を身体の中にどんどん取り込んでしまいます。


親だけでなく、子供達にも知識を持たせることが大切です。




私のお腹にいる娘には、

女性として生きる将来のために、

きっちり教えなければなりません!!おーっ!




甘いものを食べるとバカ、ブス、デブ。

悪い油を食べてもバカ、ブス、デブになると言って育てますニヤリ




私がそう言われて育ったように(笑)




Keicoチューリップ




セミナー情報

9月10日開催予定の女性のための栄養学〜妊娠・出産・子育て編〜は、

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たくさんのお申し込みありがとうございました
ラブラブ


次回は11月15日(火)11:00〜14:00 
このセミナーを持ちまして、しばらく産休に入らせて頂きますチューリップ

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11月15日の講座のみ、11:00〜14:00までとなりますのでお間違いの無いようご注意下さい。


<11月のセミナー・外部講演開催予定日>

11月13日(土)
ウーマンズヘルスケアフォーラム2016
http://woman-forum.jp

東京大会で講演させて頂きます
http://woman-forum.jp/tokyo/




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11月15日(水)11:00〜14:00

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▽お申し込み
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