――「ワルツ」は家入さん自身が作詞作曲をされたんですよね。
家入:
はい。今まで担当してきたドラマ主題歌は共作や提供していただいた曲だったので、私自身
――家入さんが10代の頃から作詞・作曲を学んでいた音楽プロデューサーの西尾先生ですね。
家入:
はい。私はあの方がいなかったら、今ここいないので。現在も私は音楽塾ヴォイスに通っていて、たまにお会いしたりもするんですが、やっぱり音楽的なDNAは染みついているものがあるようです。
もちろん西尾先生が作ってきた名曲たちの足元にも及ばないですが、今回「ワルツ」を作りながら、私はやっぱり音楽塾ヴォイスの門をくぐってここにいるんだなと改めて思いました。
普段から曲作りをしながら
「なんかこのメロディ、もっとよくできそうだな」と思ったときに「西尾先生だったらどうするだろう」なんて考えることもあります。
納得のいくメロディや歌詞が浮かばない時間が続くと、つい「もういいかな」って自分で自分を甘やかしそうになる瞬間もあるんですけど、
もし西尾先生が自分の曲を街中でたまたま耳にすることがあったら……と考えると「もう1回トライしよう!」と思う(笑)。
疲弊してくると逃げたくなることもありますが、そういうときに心に浮かぶ存在が自分の中にいることが財産だと思うし、認めてもらいたいとか、追いつきたいと思う存在がいることはすごく嬉しいことなので。
今回の「ワルツ」はもしかしたらデビューしたときの家入レオを感じてもらえる曲になったかもしれないですね。
ワルツ
女心を見事に捉えていて
泣けましたね。
恋は、終わったけど
愛は、続くの。
呆れるくらい好きだった
1人踊ってるワルツ
歌詞を紡ぎ出す力を育む、
音楽塾ヴォイスっの底力って
凄いですね。
どうやって、引き出すんでしょうね。
歌って歌詞から入りますよね~
女性と男性と違うのかな?
いや、イントロもかなあ。
昔は、命短し恋せよ乙女だったけど、今は、なんてたって
長命なんで
熟期も長い、
恋を失う度に美しくなっていく
機会にも恵まれるかもですね。
何かで
男性の恋愛遍歴が美術館なら
女性の恋は、塗り重ねた油絵みたいなたとえが
ありましたが、
その絵をひっかけば、
元の恋は出てくるかもしれ
ませんが、あくまでも完成品の油絵は、
今なんですよね。
過去の恋は、経験値で
愛に変わって豊かな今の自分が
あると思えば幸せですね。