今日、神戸ルミナリエのイルミネーションが点灯したのですね。いよいよ、12月。
絵本セラピストのうっちーと絵本専門士の私で、「絵本で感じるアクティブ・ホープ」を開催しました。会場にもツリーやリースが飾られて、クリスマス気分♪
米国の仏教哲学者ジョアンナ・メイシーの「アクティブ・ホープ」を軸に私たちが選んだ絵本を読み、そこから生まれてくる感情や思考を言葉にして、共有していきます。
人間はその多様性ゆえに、さまざまな文化を生み出し、それはとても美しく世界を彩っているのだけれど、それがゆえに分断が生まれている現状。
それを乗り越える一つの鍵は、心の奥底では、たぶんだれもが感じている、この世界に生まれてきたことへの深い喜び、だからこそ世界を大切にしたいという気持ちを思い出すことであり、アクティブ・ホープはそのきっかけになり得る。
また、ビジョンを明確にして、行動を起こす力を持つことを体感できるアクティブ・ホープは、個人として人生を生きていくうえでも、社会全体がよりよい方向に向かうためにも、大切な気づきを与えてくれる。
そんなことを思っていましたが、今日も、初めてお会いしたかたがたと「絵本で感じるアクティブ・ホープ」での対話をする中で、この気持ちがより明確になったように思います。
絵本を使ったワークショップなので、女性が関心を持ってくださることが多いのですが、今日は男性の参加者が、このワークショップに深く共感する感想を寄せてくださったことも、ビジネスマンをはじめ社会の第一線で働く方にもアクティブ・ホープを体験してほしいと願っている私たちに、うれしいことでした。
来年は、平日の参加が難しい方のために、週末の開催も計画していきたいと考えています。
また、「絵本で感じるSense of Wonder」「絵本で感じるわたしらしさ」など、新しい企画も増やしていく予定です。