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よつあし
ふゅーじょんぷろだくと
⭐️⭐️⭐️

受け系なのに攻めたい子×特権階級のセレブ社長

架空設定世界、 階級社会
(特殊肉体構造 男も妊娠出来る系のさらに発展)
コメディ
下克上
会社お仕事

Ω体質【現実世界で女の子役向き】なのに
攻めたい横道くん(攻)は
昨日もそれが原因で
いいなと思っていた男に振られました。
 厄介なのは横道くんの彼氏のタイプが
α体質【現実世界では圧倒的攻めタイプ】
だという事。この好みの違いが
いつも上手くいかない原因だけど
この好みだけは譲れない。
 今日も友人の田中くんに
失恋の愚痴を聞いてもらっている時に
目の前にまさにドンピシャ理想の男が
現れました。
 その男の人は横道くんが働く会社の
新しい社長さんで、烏丸さん(受)
と言いました。近くで働くようになり、
親しくなっても、
過去の失恋が原因で
なかなか前に進めない横道くん…



とにかく面白かった、の一言に尽きる。
みなさま、表紙で騙されてはいけません。
この表紙から素敵な何処ぞのCEOが受を
見初めて颯爽と攫っていろいろいたしちゃう
話かと思いきや、この人、受です。 笑
(自分の中で
この人絶対攻!って固定観念の縛りの強い方は
読まない方がいいかもしれません ガッカリします)

まず、この架空世界の設定が細かいです。
男の肉体が3種族に分かれていて
マイノリティーのα系とΩ系が
BL設定的に都合が良くなってます。
…なのにこのお話は双方の立場を
あえて逆転してる凝ったギャグBL漫画。

はっきり言って萌えはありません 笑
ひたすら楽しい
攻めたい子(横道くん)の心の声が
腹黒ビッチで
BL業界用語がバンバン飛び出してくる
内輪受けも多数ありますし、
田中君のゲスっぷりや
受主役の烏丸さんの天然セレブっぷりも
たまりません。
普通のBLに胸焼け中の方、
新しい扉を開きたい方
落ち込んでる方に
オススメです。
萌えは保証できませんが
ハッピーな気持ちになる事請け合い。
『腐男子高校生活』より笑える
『パタリロよりBL感有り。

「こんな本何処が出してんだよ」
と裏表紙を見てみたら
ふゅーじょんぷろだくとだった。
…すごく分かる
非商業本の商業化にも
かなり協力的な会社なので
いろんな作家さんのネタ持ってるんですね。
大手にはできない冒険で
アッパレな感じ。

絵はもう一つな感じだけど
内容的には繊細な絵より
こういった大味が合うのかもしれないな


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定広美香
DAITO COMICS BLシリーズ
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

刑務所内のボス
刑務所医療施設のDr.
刑務所内の元売り専ボーイ


プリズンもの
アメリカ
モブH有
グロ表現注意❗️

地下深く造られた脱出不可能な監獄、
[アンダー・グラウンド・ホテル〕。
この場所を楽しめる余裕のある者のみが
ここを[アンダー・グランド・ホテル〕と、呼ぶ。
 刑務所の囚人内をまとめるボス・エリー(攻)が享楽的な日常の中、
ただ一人強い執着で求める男がいた。
今日もセックスに耽るエリーが最中に
覗き見るのはその男・ノーマン(受)の部屋だった。
あの男はいつものように自殺を図っていた!
 
過去のトラウマを抱え死ぬ事だけを追い求める
元刑務所内の売り専ノーマン
その度その怪我を治療し気にかけるDr.のヴァン
そしてノーマンを無理やり
この世に縛りつけようとするエリー。
彼らの駆け引きと探り合い。


以前読んで面白かった『アンダーグラウ×ンドホテル』があまりに面白くて心を離れないので
そのスピンオフがあると聞いて
いてもたってもいられず探し出しました。
前回主人公カプに当て馬にされ
攻主人公に利用され捨てられ
受主人公に仕返しするかわいそうな恋敵ちゃん。
前回のラストでハッピーエンドだったんじゃない⁈
なのに今回なんでー
(それは今作読んでからのナイショ)


そして
結果 こっちの方が断然気に入った。‼️
何より攻キャラ エリーがイケメン 笑
前回気の毒な扱いのノーマンも素敵な
オム・ファタールっぷりをを発揮していて
前回の受キャラより妖艶でした。
そこに絡むひたすらいい人キャラのDr.ヴァン
今回はとっても気の毒な目にあってますが
(これは本編読んで皆さんそれぞれで確かめてくださいね。)
亡 栗本先生もおっしゃっていたように
この作品の登場人物は息遣いが感じられるほど
リアルです。
したたかでズルい男・ノーマンや
プライド高く懐深く俺様なお山の大将・エリー
いい人過ぎてお堅い頑固者・ヴァン
この3人(とくにノーマンとエリー)の
騙し合いと繋がりが
アテレコできるくらい生々しく感じられました。

久しぶりに読み終わりがたい作品でした。
エンドお気に入り 気に入らないいろんな意見あると思うけど
個人的には
最初鼻持ちならなかったエリーが
ラスト17ページくらいから見せた行動が
『チクショー なんだお前カッケーじゃないか!
フ〜〜』
って小躍りしそうなほど漢前でした。
一気に好き好きに、なりました。

やっぱり定広先生 天才だ〜〜



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九重シャム
花恋コミック

獣人 × ネガティブ青年
幼馴染


獣ファンタジー
再会
レストラン業界
△関係
本命外H有
ヒゲ有

味覚障害を抱えながらも
明るくレストランシェフとして
勤務に励むハチ(受)には
障害の引き金となった
忘れられない過去がある。

高校時代いつも一緒に過ごした
クマ.ハナビ(攻)
しかし、ある日クマから告白されたハチは
2人で付き合うことになり
ハナビとの距離が遠くなっていって…
 
それなのにクマと付き合う中で
自分の本当のキモチに気づいたハチは
2人の前から姿を消して…

そんな3人が再会した事により
ハチやハナビの心にも火が付いて…




前回私の中で
お気に入りだった『momo』の世界
の別バージョンと言う事で気になって
読んでみました。
(獣人と言う世界観が新しくて私の中で
ワクワクが止まらなかったものですから)

なんだけど
結果
今作は私的にあんまりでした。
今作の受主人公のハチ君のキャラも
前作の脇に描かれていた時の方が
天真爛漫でミステリアスな魅力に
溢れてたのに
今作だとその背景がはっきりしたせいで
(アレッそうでもなかったかな?)
と、勝手な期待の妄想がなくなった分だけ
気づいてしまった感じ。
  攻の獣人であるハナビさんも
彼の気持ちのベクトルや
熱量が掴み切れなくて
(ホントにハチの事好きなの?)
ってヤキモキさせられっぱなし。
 それにハリネズミの獣人って
いうのがなんだかな〜
その姿でのHシーンは
正直ひきました…

 当て馬キャラだったクマさんの方が
よっぽど漢前に描かれていて
残念でならない。
(それなのにどうしてハチはハナビの方が好きになったのか?その辺りの心の琴線も見えてこない)
最初から最後までフワフワした
足の着いてないような不安定な心地の
作品でした。

そんな中
前作の主人公カプ二人が
いい味(天然風味)出してくれてて
和んだ〜
こっちのカプの登場シーンばかりが
印象的でした。