心理学やスピリチュアル界隈で、
もはや手垢のついた感がある
潜在意識
という言葉。
わかっているようで、わかっていない
意外な特徴や攻略法について、これから
何回かにわたり話していきます。
自分では頑張っているつもりでも、
なぜか「うまくいかない」ことって
ありますよね。
しかも、何度も繰り返すことで
パターン化してしまい、「また、これ?!」
ってため息つきたくなるような
悩みってありませんか?
このほとんどが、自分の小さな
顕在意識ではどうにもならない、
潜在意識の中の思い込み（ブロック）が
原因で起こっています。
しかも、普段は自分でも気づいて
ないところにしまわれているため、
解決法もわかりません。
でもね、この世界には
鏡の法則
というのがあるので、
現実に起こることと、自分の内側
にある本音をようく観ていくと
わかりますよ。
例えば現在、こんな想いを抱いて
苦しんでいる人がいたとしましょう。
ちょっと親しくなると、なぜか人に
小バカにされたり、なめられる。
職場でも家庭でも、損な役回り
を押し付けられることが多く、
雑に扱われていると感じる。
なぜか周囲にマウントとって
くる人や、イライラ&不平不満を
ぶつけてくる人が必ずいる。
恋人やパートナーにいいように
利用されたり、振り回される。
昔からイジメやパワハラの
ターゲットにされやすい。
時折、感情が爆発し怒りに
任せた発言などで、周囲に
ドン引きされることがある。
うわっ
わたしのことやん 
ってなった人、安心して!
これ全部、わたしも経験済み!
なおかつ、あることに気づいて
自分でブロックを手放せるように
なってから現実が180度好転し、
二度とその嫌な現実を、
引き寄せられなく
なってしまいましたから! 
きっとこの記事を読み終わる頃には、
あなたの目からウロコが派手に何枚も
落ちていることでしょう。
ではさっそく、
何に気づけば
よいかについてーーー
過去のわたしを参考例に、
ここからは、あなたも自分の胸に手を
当てて正直に問うてみましょう。
昔のわたしが、周囲の人に
なめられたり
バカにされたり
見下されたり
粗末に扱われた
原因は何だったと思いますか?
私には何かが欠けているから?
私は運が悪かったから?
私の性格に問題があったから?
ーーいいえ、違います。
そう思っていた時期もありますが、
一番大きな根っこにあった原因は、
罪悪感でした。
何に対する罪悪感かというと・・・
わたしが、同じように
特定の誰かを心の中で
なめたり
バカにしたり
見下したり
粗末に扱って
いたことへの罪悪感です。
でも、その本心を抑圧していた
から、自分でもほとんど気づいて
なかったんですね。
その対象は、時には夫だったり
子供だったりしましたが、
たいていは自分なんです。
「どうしてこんなに要領わるいんだ!!」
「根性なし、もっと頑張ってよ?!」
「あんなヤツの機嫌とらなくていいのに・・」
「人がいいなぁ。だからなめられるんだよ!」
こんな声が、脳裏に響いていたのに
抑圧してるから気づけてなくて、
ただいやーな気分
になって感じられるだけでした。
（気づいてなくとも、波動はWi-Fiと
同じ原理で自分を中心に伝播しているので、
いやーーな現実を引き寄せてます）
また、実際にこういう文句を、
夫や息子ぶつけることも度々ありました。
その時は、本人のためだとか自分に
言い訳して正当化してましたが、
もやもやは拭えませんでした。
自分の大切な人に対して湧き上がる
苛立ちは、自分に対して気づきたくない
ことへの代理感情でもある。
このことに、どこかで気づいて
いたからでしょう。
それだけでなく、潜在意識
には主語がわからない
という性質があるため、人に
ついた悪態も結局は自分を責めて
いるのと同じことになっていたんです。
あなたにも、思い当たるフシは
ありませんか?
人からバカにされる、なめられる
という自覚がある人は、よくよく訊いて
みると、ご主人やお子さんに不満を
抱いているケースが実に多いです。
しかもそれに、自分では気づけていません。
そんなこと、
思っちゃいけない!
って、自分に禁止しているからです。
なぜ、禁止しなければならなかった
かが、とても重要でーーー
そもそもは両親に対して
抱えていた怒りや鬱屈が原因
という人がほとんどです。
ーーー私の場合もそうでした。
人の「観念」は7歳くらいまでに
刷り込まれると言いますが、
この頃、私が家庭で毎晩のように
目にしていたのは、
不仲な両親が繰り返す、
激しい夫婦喧嘩
という現実でした。
今思えば・・・・
私の兄と弟が幼くして亡くなり、
父は職場で出世競争に巻き込まれ、
母は子育てや人づきあいに自信なくし、
両親にとっても大変な時期では
あったのです。
それでも当時のわたしは、
幼い私の恐怖や不安を顧みず、
自分の不機嫌をパートナーにぶつける
ことでしか解消できない両親に対し、
よくも毎晩、毎晩・・・
この人たち
バカなの?!
と、憤りとともに感じていました。
ーーーだとしても、子供が親に
向かってそんな気持ちを抱くことは
良くないとわかっていたので、
自分の考えを否定し抑圧して
しまったんです。
そんなことが繰り返されるうち、
私の中に刷り込んだ強固な観念は
後々、人生の幸せを阻害するブロック
となって、自分では気づけない
深いところに沈んでしまいました。
わたしは愛されない。
わたしは大切にされない。
わたしには力がない。
わたしには選択の自由がない。
わたしの幸せは他人の機嫌次第。
だから、他人の期待に
こたえなくっちゃ!
自分でブロック解除できるようになってからも、
ほんとに何度も何度も顔を出す
このマインドには、苦しめられました。
これが人間関係という分野に
現れるとーーー
なんだかやたらマウントをとられる。
人のよさにつけこまれ、不平不満や
グチをこぼす相手にされる。
損な役回りを押し付けられる。
相手の誤解から中傷や非難を受ける。
ーーーといった現実になっていました。
これが仕事という分野
に現れるとーーー
めっちゃ大変で急ぎの仕事ばかり
任される。
そのくせ予算がないからとギャラを値切られる。
有名な作家のゴーストをさせられる。
同じミスをしても、わたしだけが責められる。
ギャラに対する不満を告げたら縁を切られた。
ーーーのような現実が、繰り返し
起こっていました。
他にも「健康」「お金」「パートナー」
という分野において、大なり小なり
同じようなことが起こっていました。
これらはみんな、ネックレスの
ように珠数つなぎになっているため、
「仕事も恋もうまくいってるのに、
お金だけが回ってこないんです」
ーーーなんてことは、ありえません。
（本人がどの不足により注目
しているか、核になる信念の
強さによっては変わります）
でもね、これは裏を返せば、
何かひとつ大きなブロックに
気づけて手放すことができると、
劇的にすべてが好転していく
大チャンスでもあるんです!
ーーーはい、もちろん!
あなたにも出来ますよ。
10年ものだろうが、
20年ものだろうが、
わたしみたいに年季のはいった
50年もののブロックだろうが、
大丈夫です。
しかもね、大きな気づきと
手放しがあった後は、自分の
観念を浮き上がらせてくれていた
「敵」までが「味方」に変わるという
奇跡が起きます。
こんなことを経験すると、
悩みのタネだった問題が実は
自分と繋がるためのギフト
だったとわかって、すべての
現象に感謝したくなりますよ。
さあ、とっとと潜在意識を
書き換えて、人生の無敵モードを
とことん味わいつくしましょう!