火の女神ペレが宿るキラウェア火山
無条件の愛で包む野生イルカとのドルフィンスイム
産まれる瞬間を体験する溶岩トンネル
神秘の島・ハワイ島の魅力とは――…
沙織（以下S）：恵子さん、今回のリトリートは
当初の企画ではカウアイ島が先の予定でしたが
現地と調整を進める中で、
ハワイ島を先に訪れることになったんですよね。
そこにはどんな魅力が詰まっているのでしょうか？
K:そうそう、最初はね、カウアイ島に行って
ハワイ島かと思ったら違ったでしょ。
私自身、ハワイ島が先だってなった時
ええっ！って思ったのだけど、
ハワイ島には火の女神ペレのお家が
あるからね、あぁ必然だなって気づいたの。
女神ペレが住むキラウエア火山って
今は中までは入れなくなっているんですよ。
前はカルデラのところの
火口が見えるところまで行けたけど。
今、ペレがいっぱい吐き出してくれているからね。
はぁ～～って。
ここは人類の象徴的な場所だよ。
怒りであったり、嫉妬や、妬みであったり…
モゴモゴしているわけですよ。
あれすごいなと思いますね。
人類のいろいろなものを吐き出して、
毒ガスが出ているのよ、本当に。
そのガスのレベルが高くて、行ったら
私たちにとっては有害だから入れなくなっているのだけど
外でも一番最大限行けるところまで行くことで、
十分、根強いドロドロを吐き出せるんです。
みんなもうドロドロは終わりました
って思いたいけどね、
多くの人がまだ、ハイヤーセルフとひとつとなって
今ここで生きられる状態にはなれていないじゃない？
だから、ハワイ島を先に訪れて、
ドロドロは出し切ってしまおう！てことなの。
S：そっか、先に浄化するのですね！
ペレの家は、キラウエア火山にあるのですか？
K:そう、カルデラの中にあるの。
最終的に落ち着いた場所がそこだったのね。
キラウェアは火のエネルギーだから。
ペレはカウアイ島にも行ったけど、
そこには住めなかったの。
カウアイ島は水が多かったからね。
彼女は火の女神だから。
私たちにとっても、水のエネルギーより
火の浄化が先であることは必然なんです。
重いものが、
ぐぅ～～～っと持ち上げられて、
マグマと一緒に
自分の中のシャドウが流されていくから。
そうして自分のエッセンスと
繋がる準備をしていくのね。
そして更に、野生のイルカっていう
キラウェアの波動とは
対極のところにある存在に触れるんです！！
野生のイルカは「あぁ知っているよ」っていう
無条件の愛の波動の中に
私たちを包んでくれるんですよ。
ちょっとそこに繋がるだけで
「あぁ、そうだ。私も無条件の愛だ。」
という世界を体験できるんです。
S:イルカたちと、実際にスイミングするんでしょうか？
K:もちろんするする！
実際にボートに乗って、
イルカちゃんたちの群れを探して出会って、
そこでドポンと海に入ります。
水が怖い人は、浮き輪というか
チューブを用意してくれているので、
上からスノーケルで見て、顔をつけるだけでもOK。
海面に実際顔をつけたら、
音が聞こえるんですよ！イルカの声が！
しゃべっているの。
イルカたちの世界観って、
すごくワンネスに近い波動なんです。
だから、その波動に触れるだけで
すごく癒されるのね。
そうしてドルフィンヒーリングと
ドルフィンの生きている世界を体感していきます。
イルカはまた、両脳を使って
生きている生き物でもあるんですね。
意識的に呼吸をしないと
両脳は使えないんですって。
彼らはすごく呼吸に意識があるわけです。
私たちってふつうに呼吸をさせてもらって
ありがたい存在だけど、
イルカは海中で過ごしているから
呼吸に意識を向けなくちゃいけないですよね。
それはすごいヒントをくれているんです。
一呼吸ごとに命を育んでいる、
そのことを意識していくと
私たちもどんどん目覚めた状態に
なっていくっていうね。
つまりイルカは意識が目覚めた状態で
呼吸しているわけです。両脳を使って。
すごい生き物ですよね。
今回、皆さんにイルカの世界を
体験して受け取ってもらいたいのは、
〝意識的に生きる〟ということでもあるし、
そういう世界のフィールド、
世界観というのを自分の中に取り込んだときに
自分が意識していない潜在意識の領域に
広がっている意識を、顕在化してもらう
手助けになればとも思っています。
S:以前、マウイ島でヨガをやったときに、
一呼吸、一呼吸で生命エネルギーが変わりますよ
というメッセージを受け取りました。
ハワイには、何か呼吸が深まるパワーが
あるのでしょうか？
K:マナのことですね！
ハワイにはマナっていう生命エネルギーが、
地球の中でも特に圧縮されてあるみたい。
S:なるほど。そのマナの気が溢れる中で
呼吸を意識して、イルカの世界観に触れると、
自分の顕在意識にある何かが浮上してくる
ということですか？
K:そう、潜在意識というのは、
その人が持っている深い恐れとか
罪悪感や執着というのも表すけれど、
本当の意味での潜在意識というのは、
まだ見ぬ自分の無限なる天才性であったり
可能性であったりするのね。
その人の魂の使命感や、望みがそこにはある。
そして、潜在意識というのは
究極に行ったら、ワンネスの意識に繋がるから、
そういう意味で１２次元意識に繋がって
自己愛を持って生きることの
サポートにもなるんです。
こうして見ていくと、
ちゃんと必然な流れで仕組まれているよね。
宇宙を信頼しているからかな。
S:本当ですね！今回のメインテーマの
自己愛で自分を満たすということに、
ドルフィンスイム、すごく合っていそうです！
さて、ラバ・チューブ（溶岩トンネル）
というのはどんなスポットなのでしょうか？
K:溶岩トンネルでは、その名のとおり
溶岩で固まったトンネルの中に入っていきます。
訪れるグループによって
受け取るメッセージは違うけれど、
トンネルは産道みたいになっているから、
産道の中で赤ちゃんが
突き抜けていくようなチカラ、
生み出すチカラっていうのを
主に受け取れる場所ですね。
だからきっと、そこには浄化して、
解放した後に行くことになると思うんです。
そこに行ったときに
自分の魂が生み出すものを意図する。
もうそうなったという世界観を
自分の中で作っていくという感じです。
S:なんだか再誕生というキーワードを感じますね。
K:そうですね。
例えば「完全なる愛」という感覚を
自分の世界に落とし込みたい人は、
産道を通っているときに
それを意識してゆっくり一歩一歩、
呼吸に意識を向けて「私は多次元の愛そのものです。」
みたいな意識を降ろしながら、通り抜けて行く。
そうしてトンネルを抜け出たら、
自分がその状態で生まれた瞬間を
体験できるわけです！
その世界観を皆と分かち合って、聞いてもらって、
自分の中にどんどんと落とし込んでいく…
周りの人も、その人がそういう状態の世界観を
生きているんだと受容してくれるから
どんどん現実世界の変化も加速するだろうね！
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