「水の中のつぼみ」
セリーヌ・シアマの監督第1作で、2007年の作品。日本でも2008年に劇場公開されたようですが、見逃していました。
アンスティチュ・フランセの「スポーツと映画」でこの作品をようやくみることができました。
これはまさに圧倒される素晴らしい映画。
中盤まではあまりに切ない展開に目がウルウルしっぱなしでした。
終盤は意外な展開に感じましたが、気持ちはよく伝わってきました。
メインの3人の女優さんはみな素晴らしかったと思いますが、中ではやはりアデル・エネルが一番印象に残ります。後年に比べると本当に若々しくみえますが、見事な役作りだったと思います。